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【法規】主幹教諭と教務主任

【主幹教諭】

 

学校教育法第37条第9項 「主幹教諭は、校長(副校長を置く小学校にあっては、校長及び副校長)及び教頭を 助け、命を受けて校務の一部を整理し、並びに児童の教育をつかさどる。」

 

【教務主任】

 

教務主任は、校長の監督を受け、教育計画の立案その他の教務に関する事項について連絡調整に当たり、及び必要に応じて指導、助言を行う。 【学校教育法施行規則第44項第4項、公立小中学校管理規則第15条の2第2項】

 

【主幹教諭と教務主任のちがい】

 

一つ目は補佐の役割である。教務主任は「校長の監督」に基づいて職務を遂行する。一方、主幹教諭は校長、副校長、教頭を助けるという補佐の役割が示されている。二つ目は連絡調整の役割である。教務主任も連絡調整が職務内容であるが、主幹教諭は、校長、副校長、教頭の命を受けて校務の一部を整理するという役割が増えている。単に連絡調整のみでなく、校務を整理し会議や打ち合わせなどの準備を行うようになる。三つ目は、指導、助言を適切に行えることである。教務主任にも指導、助言の役割があったが、同僚間のためやりにくく、ためらうことがあった。主幹教諭は上司とされたことにより、指導、助言を行いやすくなっている。