大人は自分を変えられない
子どもには変わることを言わりに、大人は自分を変えられない
親や教師にありがちです。
特に教師に言えると思います。
僕にも言えることです。
今でこそ「こだわり」とか「思い込み」と思えるようなことも「自分の教育」と信じて、誰から何を言われようと、これだけは貫こうと思っていた時がありました。
それに対して、子どもに反発されたことも、保護者からクレームを受けたこともありました。最初はやっぱり受け入れられない。表面上では謝っても、内心は納得できていない、ということは何度もありました。
そのような経験や、失敗を踏まえて少しずつ、少しずつ自分自身を変化させていったと思います。おそらく、自分の中の「こだわり」とか「思い込み」を変化させたり、削ぎ落としていく作業だったと思います。
今でもそんなに自慢できる状態ではありませんし、まだまだ自分を変化させていかないといけないことはたくさんありますが、前よりは変わった部分はたくさんあると思います。
自分を変えていく上で、自分の心がけも大事ですが、「メンター」の存在も大きい。
先輩だったり、パートナーだったり、子どもだったり・・・
いずれにしても、時間がかかる。大人はそんなにすぐ自分を変えることができない。
他人から見れば「簡単なこと」であっても、本人にとっては「難しいこと」だったりすると思います。
要するに、教師は子どもから学び続ける ことが必要なのですが、簡単ではないですね。
でも、それをしなかったら、教師としての資質に欠ける、とも思います。