一体何が教員を疲れさせているのか②
前回の続きです。
教員不足以外に、何が教員を疲れさせているのか。
それは「敬意と礼儀の消失」だと書きました。
コロナの影響でしょうか。
時代の変化なのでしょうか。
保護者からの反応がなくなったと感じます。
学校が変われば、地域が変わり、保護者の傾向も変わるので一概には言えませんが
数年前はもう少し反応がありました。
行事のたびに連絡帳でお礼を書いてくる保護者。
懇談会や行事の時に、声をかけてくれる保護者。
電話をかけると、温かい言葉をかけてくれる保護者。
保護者のちょっとした言葉かけが先生たちを元気にしていたと思います。
あくまで私の感覚の問題ですし、同じ学校に居続けているわけではないので、
一概に言えることではないと思いますが、そんなことを感じます。
ただこれは、保護者の傾向というよりも社会全体の傾向だと思いますし、
もしかしたら学校や教員の問題なのかもしれません。
教員自身が、敬意と礼儀をもって子どもや保護者に接しているか。
同僚に対して敬意と礼儀をもっているのか。
教員側の「敬意と礼儀の消失」が、もしかしたらこのような傾向を招き、
保護者からの反応をなくしているのかもしれません。
「敬意と礼儀を示した方が得」
僕はそう考えていますが、なかなかそうも思えないのでしょうかね。