「手品師」実践
道徳の教材に「手品師」という有名な教材があります。
チャンスを取るか、約束を取るか二択を迫られた時に、約束をとった手品師の話です。
僕は、道徳の教科書に勧められている指導の流れが好きではないことが多いので、自分なりにアレンジしたり、簡単に済ませたりすることが多いです。今回この教材は、自分なりにアレンジして授業することにしました。
ICTも使いましたが、それはあくまでも補助的な役割。
一番大事なことは「考えてみる」ということ。
そして「いろんな見方があるよね」ということ。
子どもたちが迷ったり、考えたり、意見を言ったりするのがとても楽しかったです。
『学び合い』の授業のように、子どもたちに課題をわたして、子どもたち自身がで関わりながら解決していく「スタイル」の授業をよくしている私ですが、教師主導の一斉授業もすることがあります。
大事なことは「スタイル」つまり「型」じゃないってことですね。
集団の状態と、学習内容によって
教師がリードするか、子どもたち自身で進めるか決める。
学び手は変わらないわけだし、目指すことは同じ。ただ「型」だけがちがう。
この辺の感覚を伝えることって難しいんだよなあ。