Don't worry,I'm angry
「いいですよ。やりましょう」
「分かりました。努力します」
どんな時でも、自分の仕事をやめて、相談や要望に爽やかに応じるのが教務の責務だと思って、ずっと心がけ続けています。
しかし中には、平気で人を「便利屋」扱いしたり、面倒なことを押し付けたりする人もいます。本人は気づいてないんでしょう。「自分やれよ、そんなこと」と内心思います。
昨年度は、異動してきてすぐの職場、教務一年目で、周りと信頼関係を築かないと、自分のやりたいことや、お願い事が通らないと分かっていたので、ひたすら我慢して応じてきました。子どもの悪口を平気で言ったり、職員室内で大声で笑い続けたりすること。挨拶やお礼が一切ないこと。提案したことや決めたことに後からごちゃごちゃとケチをつけてくること。すべて我慢してきました。
年度途中から、担任も兼務して教務業務も変わらず続けてきました。どちらの仕事もおろそかにならないよう、努力してきました。一年間を何とか乗り越えました。
もちろん、親切にしてくれた方、一生懸命自分の仕事に専念してくれた方、僕に慰労の言葉をかけてくれた方・・・そのような方々には最大限の敬意をはらいます。何もかもすべてが悪かったわけではありません。
でも、一言いいたい。Don't worry,I'm angry
そして、令和5年度、教務2年目になりました。
もう、我慢しません。容赦しません。年度はじめに、僕が昨年度ずっと「おかしい」と感じていた、公務員として教員としての義務をまとめて話しました。「はじめに言いましたよね?」は抜群の効果があることを知っているからです。
また、今までは我慢していたことも「違いますよね」「おかしいですよ」と言葉にしていきます。昨年度、言い返しにくい言い訳を使って、ワガママを通されてきましたが、今年度はすべて解消したし、確認を取りました。今更ケチをつけられる筋合いはない。
もうすでに何度か「おかしいですよね」は発動しました。それを見ていた方もいるので、これからはある程度の緊張感を持って、私に報告、相談、連絡をしてくることになるでしょう。私はそれでいいと思います。
公立学校の教員は地方公務員であり、教師。
学校運営は組織的に行われるべきだし、そこに義務とモラル、マナーはあるべき。学生のサークルではない。
新しく赴任された管理職の方々は、すぐにこの集団の異常性に気づいていました。
「長い時間をかけて、間違った見方・考え方が築かれてきている」と指摘していました。
全くその通りだと思います。
驚いたことに、新年度がスタートして昨年我慢していたようなことがほとんど起こらなくなりました。昨年度はいったい何だったのかと思います。私の態度が変わったからか。管理職が変わったからか・・・それはこれからゆっくり分析していきたいと思いますが、いまのところ
Don't worry,I'm feeling good
です。