GTOのブログ 『学び合い』で楽しい学校生活

福岡の小学校で『学び合い』を実践しています。

一人も見捨てない

今だから言えますが、私のクラスの子たち、

4月当初は私からみて「一人もみすてまくり」だったと思います。

 

自分の中心の行動は当たり前

仲のよくない誰かが困っているのは、別にどうでもよくて

暴言を暴言と思っていなくて、それを使うのが当たり前。

 

「それおかしいよ?」と言い出したのは、途中からやってきた私。

「そんなことより、もっといいことあるよ」と

「一人も見捨てない」を言い出したのは私。

 

今までの学校生活や、育ち方を知っているわけではありませんが、おそらく

助け合ったり、優しい言葉をかけあったり、協力したり…

そんな経験が乏しかったんじゃないかなと思います。

 

「できないのは、子育てのせいだ」

「しないのは地域のせいだ」

 

確かにそうかもしれません。だからこそ、「一人も見捨てない」という願いによって、助け合ったり、優しい言葉をかけあったり、協力したりすることを学校で経験しなければいけないんじゃないのかなと思いました。

 

今でも時折、「そりゃあ冷たいなあ」と思うことがあります。

でもほんの少しだけど「温かいな」と思うこともあります。

何が「温かい」ことなのか、何が「一人も見捨てない」なのか、

これは言葉にしてみんなに伝えていかないといけないと思います。

それが、ものすごい変化を起こすわけでもないけど、

今まで(私の基準で)積み上げてこれなかったものを、遅れながら積み重ねていく。

これが、今の子たちに必要なことなんじゃないかと思います。