おに先生のブログ

小学校の教員です。福岡で『学び合い』を実践しています。現在育休中。

#5 いつまでも雨宿りしていられない

休日の外出自粛、育休ということで引き籠りを余儀なくされた、おに先生です。もともと落ち着いてられないタイプなので、この生活にいつまで耐えられるか分かりません。でもこれは、3月からの休校中、子どもたちに課していたことですから、自分も追体験をすることになります。

 

さて、いつまで続くか分からない休校の中、4月7日から学びの場がスタートするフリースクールがあります。

https://www.facebook.com/minnanomanabikan/

 

もともと、学校に通うことが難しかったり、うまく馴染めない子たちなどいろんな子たちを受け入れてきた、フリースクールなのですが、3月に公立の学校が休校になってからは、オンラインの学びの場を作り、続けてきたそうです。

 

そして、4月7日、すなわち公立の小中学校がスタートする予定だった日から、学び館ではオンラインでの学びの場をスタートさせるそうです。

 

 

 

これを聞いて思いました。

 

休校中の公立の学校、学びの場を提供することに全力を尽くせ!

 

公立の学校が、したことは何でしょうか。

 

・不要な外出を控えましょう。でも体は動かしましょう。

・3密を避けましょう。

・手伝いや学習をしましょう。

のメールだけ。

 

これだけ!!!

 

いや、これしかできないのはわかっているんですよ。

つい先日までは「この休校中に職員室でできることは・・・」なんて、

ブログに書こうと思っていましたが、考え直しました。

 

「子どもたちの学習権を保障することが最優先」ということ。

 

熊本市の遠藤教育長もこう言っています。

endohiromichi.hatenablog.com

確かにそうだ、と思いました。

そして、この「教育を受ける権利」を保障しているのが、学び館なわけですね。今までは言葉悪いかもしれませんが、公立の学校の「受け皿」だったのが、「メイン」の教育の場になっているわけです。

なんかおかしくないか?

学校に子どもたちが登校してくることが前提で成り立っていた学校教育。

いわゆる不登校の子の学びの支援を行ってこなかったツケがここで出たのかもしれません。不登校の子も「学校に来れないだけで、授業はうけたい」と言う子に「オンライン」という選択肢すら与えてこなかったわけでから。

 

さあ、聞いたところによると、学校現場、見通しが立たないまま先に進めずにいるところが多いようですね。私も後悔しています。3月中「4月から学校はあるものだ」と思って動いていました。こんなことになるのなら、オンライン授業のことをもっとアピールしておくべきだった。

 

課題プリント作って親に取りに来てもらって「教育の保障」なんてバカなことを、いいかげんやめよう。それで満足するのをやめよう。いまこそ頭を働かせ、できることを考えないと。

 

コンビニの前で、いつ止むか分からない雨宿りをしてダラダラおしゃべりをしていても前に進めない。雨に濡れる覚悟で、傘を作り出す覚悟で前に進まないと。

 

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おに先生の自己紹介です。

https://f-manabiai.hatenablog.com/entry/2020/04/01/152911

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#4 オンライン

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※広告ではありません。

 

「オンライン授業」をよく聞くようになりました。

公立学校が休校延長する中、オンライン授業は待ったなしだろうな、と思います。

 

すでに熊本市は4月からオンラインの授業を試行していくとのことですし、全国でもそのような取組をしている学校はすでにあるでしょう。

広域通信制の学校はオンラインがメインです。今回のコロナの一件で、

一気に加速した、と言っても過言ではありません。

 

さて、オンライン授業のことを話題にしているのですが、当の自分がオンライン授業を受けてみないことには、何も語れないと思い、以前から興味のあった、オンライン英会話に体験入会し、受講してみました。

 

簡単に手続きをして、1分程度で

 

レッスンをはじめます

と。おおおおー。心の準備まるでなし!

 

画面の向こうには笑顔の女性が。

早速早口の英語で話され、とまどう。

「ぷりーす、もあ、すろーりー」と言うと

伝わったよう。

 

頑張って彼女の話すことを理解しようと努めながら、

画面上のテキストを読んでいく。

このテキスト自体は、

What's your name?

のように、とても簡単なのですが、

先生の話している言葉がとても早くて、分からない単語も多いので、

びっくり。途中、意味が分からなくて、出された指示に答えられないことも。

 

次第に慣れていき、あっという間に25分終了。

気付いたら、先生のことや、フィリピンのことをいくつか話をしていました。テキストの内容自体は、「初心者」レベルなのに、話自体はかなりのレベル。正直、自分の英会話力は高いほうでもないけれど、ある程度

単語が分かるから理解はできるので、ついていけたけど、全くの初心者はこれ無理だろうな、と思いました。

 

いずれにしろ、やってみないと分からないこと。

まずは第一歩を踏み出しました。

 

「ぼくは、小学校の先生です」と言ったら

驚いていました。日本の小学校の先生はこんなに英語ができないのって思われても仕方ないね・・・ははは。

 

 

 

 

#3 実家帰省

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妻の実家に帰省しています。

 

(#2の後編はまた今度)

 

先日、学校休校や再開のニュースが流れていて、「再開するんだねぇ」とか思ってたけど、車を走らせてたら「こんなに人の行き来のない地域は、コロナ感染のリスク低いよなぁ。学校は再開するよなぁ」と自分が人の密集する地域に住んでいることに改めて気づきました。

 

案外、自分以外のことって想像しにくいのかもしれません。

 

学校からのお知らせメールや、学び仲間のラインを見るたびに、ため息が出ますが、平日の昼に何も気にせずドライブしているだけありがたいのかな、と。

 

今日はこのくらい。

 

 

 

 

#2 猶予時間を妄想してみる 前編

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&ved=2ahUKEwiZicmJ7MjoAhXK-GEKHQ-HB2AQ0PADMAF6BAgHEAk&url=https%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fitem%2Fn%2F597242%2F&usg=AOvVaw1xBzZnfaqUTnKZHB2R1Lpb

 

学校の休校延長が決まったようです。

他県の自治体では、GWあけまで、というところもあるようですね。

学校の再開を望んでいた方にとっては、休校延長の決定は残念ことでしょう。

でも、2月末に休校が決定した時と状況が異なりますね。間違いなく感染者が増えている。

このまま学校が再開するのは最悪のタイミングだったと思います。賢明な判断でした。

あと少し、自宅待機頑張ってほしいです。

 

もしかしたら、もう休校になれちゃって、学校再開があんまり関係なくなっているかもね・・・

 

さて、今回の休校延長になって、学校には2週間近くの「猶予」ができました。

普段だったら、4日前後の準備で学級開き、授業開き、決め事をきめて、参観があって、遠足、運動会・・・と

怒涛の時間が待っていたわけです。こんな状態で、「シンガクシュウシドウヨウリョウ」とか「ハタラキカタカイカク」とか言ってられないでしょう。4月はやっぱり一年の中でも大変で、大事な月です。

 

しかし、それが一気になくなった。もう急いで準備をする必要がなくなったわけです。

計画されていたであろう、運動会の準備や研修も無理な日程でする必要がない。

さあ、今まで無茶をしていたことが、「適切」な状態になった。

学校の先生たち、この「猶予」をどう活かすでしょうか。

 

かくいう私も、育児休業という、今仕事から離れる「猶予」をもらいました。

子どもと過ごすというのが最大の目的ですが、それ以上にいろいろなことができる時間はあります。

この時間をどう過ごすか、私にとっては、これからの人生を大きく左右する、くらいに思っています。

だから、かなり準備をしてきました。自分の性格にあった過ごし方、場所、取り組むこと・・・考えてきました。

今はまだ2日目ですが、とてもワクワクしています。

 

そんな時に、「休校延長」のお知らせ。

「お、今こそ学びの時。業務見直しの時」と思いました。

正直3月中は、「勤務時間内で」「いつものことをした」という感じでした。

でも、4月は違います。3月のように「しなければいけない」ことがないんですから、自分たちですることを見つけるしかない。

まさに今の私と同じ状況。

 

さあ、学校ではどんなことを見つけるのでしょうか。

そこで、私なら、こんなことをするなあ、というのを妄想してみたいと思います。

 

 

つづく

 

 

 

自己紹介↓

 

https://f-manabiai.hatenablog.com/entry/2020/04/01/152911

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自己紹介 〜『学び合い』と私〜

はじめまして。おに先生です。

小学校の教員になって10年が経ちました。

教員3年目に、西川純教授が提唱する『学び合い』に出会い、

それ以来『学び合い』を実践しています。

 

『学び合い』に出会う

 

『学び合い』を実践するきっかけは、「子どもたちみんなが分かる授業がしたい」でした。

教員になって3年間で、ある程度の授業や学級経営はできるようになっていました。しかし、子どもたちの中には自分がどんなに授業をしても、分からない子、ついてこれない子がいました。また、個別対応する余裕もなく、途方にくれていました。そんな時に、書店で見つけたのが、この本です。

 

クラスがうまくいく! 『学び合い』ステップアップ

クラスがうまくいく! 『学び合い』ステップアップ

  • 作者:西川 純
  • 発売日: 2012/07/19
  • メディア: 単行本
 

 

「学力がどんどん伸びる」「クラスがうまくいく」

まさに自分が求めているものだったのですが、「本当にそんなにうまくいくのか」と

半信半疑で読みながら「やってみるか」という気持ちで取組みはじめました。

 

周りにも実践している人もおらず、先生が教えない授業であることに不安を持ちながら、少しずつ実践を行いました。2年間実践を行ってみて、自分が想像もしていなかった、子どもたちの成長が見られたり、子どもたちから「『学び合い』がよかった」という言葉を何度も聞いたりしました。また、自分自身も「学ぶ主役は子どもたち「一人も見捨てないっていいな」子どもたちを信じて任せれば自分の想像以上のことができる」ということを実感するようになり、これから『学び合い』を実践していこう、と決めました。

 

それ以来実践を続けて7年間、小学校12356年生で実践を行いました。

 

『学び合い』を通じて広がる人のつながり

 

また、『学び合い』を実践するようになってから、同じように実践する方々と出会いました。

福岡『学び合い』を学び合う会→リンク先があります。

は、私の大事な居場所であり、学びの場でもありました。ここに集まる先輩たちから、いつも勇気と元気と刺激をもらい、教室に戻りました。また、より実践を深めるために、他県まで学びに行くことも増えました。

 

実践を続けていくと、いつの間にか「経験年数の多い実践者」として声がかかるようになり、

セミナーで実践発表をしたり、雑誌の原稿を書いたりすることも増えました。TEDxに出演したり、他校の講師で呼ばれたりすることもありました。さらには、自分でセミナーや学習会を開いたり、2019年夏には第15回教室『学び合い』フォーラムの実行委員長も務めました。

 


Believe Children | Takeshi Onishi | TEDxHakata

 

教師として、人として成長できた

 

いろんな肩書きや役割を経験をしていても、教室では一担任教師です。

日々悩みながら、試行錯誤を繰り返しています。「完璧」と思った年なんてありません。

1年生を担任している時は、自己嫌悪で1年間の最後の日に涙し、「おにの目にも涙」と言われたくらい(そこから「おに先生」と名乗っています)自分自身にも自分の実践にも納得、満足はしていません。

 

でも、少しずつですが自分自身が変わることができている実感もあります。いろんな子たちに出会い、その子たちのことを知り、どのように関わればいいか考え、時に失敗し、子どもたちに教わりながら、自分を変えることができたと思います。「子どもに学ぶ」ことを実感できるようになったのも、『学び合い』のおかげです。また、『学び合い』を通じて、クラスのすべての子どもたちが楽しそうに学び、どんどん成長していく姿を見るのは、本当の幸せなことです。教師の醍醐味を『学び合い』は感じさせてくれる、と思っています。

 

『学び合い』が広がってほしい

 

私は、もっと『学び合い』が広がってほしいと思います。子どもたちが「授業が楽しい」「勉強が楽しい」と思えるようになることはもちろん、今学校が抱えている様々な問題を改善・改革することができると思っています。そして、自分の我が子も『学び合い』を経験してほしいです。私にできることは限られています。でも、少しでもできることをしたい、そう思って、このブログを通じて発信し続けてきました。そして、これからも日本中で『学び合い』に関心のある方へ役に立てればいいなと思い、発信を続けたいと思います。

 

今の目標は、毎日『学び合い』に役立つ発信を行うことと、

kindle本の出版です。

育児休業という時間を十分に活用して、チャレンジしていきたいと思いますので、

Twitterでフォローしてくださったり、いいね!を押して、応援してくれると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

 

 

#1 育休スタート

育休1日目(残り90日)

 

4月1日になりました。

おそらくどこの学校でも、午前中は、赴任式があって、顔合わせをして、人事の発表があって、校長先生の学校経営方針が発表されるんだろうな。新年度がはじまる!って感じでしょう。

 

そんな中、私は家でブログを書いています。

育児休業がスタートしたからです。

昨年度の12月に決断し、いよいよスタートしました。

どんな育児休業にしようか、1月からずっと考えてきて、準備も進めてきました。

ひとまず、毎日ダラダラ過ごさないよう、ブログやSNSを活用しながら、毎日を大事に

過ごしたいと思います。

 

まずは、ブログとSNSアカウントの更新を行おうと思います。

そして、このブログでは、『学び合い』の発信をメインに行っていこうと思います。

「たぶん、この時期だったら、こんなことが必要だろうな」と想像しながら

発信して、現場の方々のサポートをしたいと思います。

 

あとは、英会話が少しでもできるようになりたいし、

今まで読めなかった本も読もうと思います。

こんなに自由な時間はいつぶりだろう・・・

多分、フリーター時代以来かな。まあ、あの時は働かないといけなかったから、

大学生の夏休み以来?いや、あとの時もサークルとかなんだかんだあったから、

予備校時代以来かな。ありがたや。

 

残り90日、充実した日々を過ごしたいと思います。

 

2019年度終了、そして・・・

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2020年3月31日

 

2019年度の勤務が終わりました。

今年は5年生の担任、学年主任を務めました。

勤務時間内に打ち合わせや仕事ができたこと、カリキュラムや行事を

手際良く済ませることはできたのではないか、と思います。

また、担任した子どもたちは『学び合い』をとても気に入ってくれて、

どんどん学び、3学期は発想豊かな自学交流会や会社活動をすることができる子たちに成長しました。

残念ながら、2月28日で終わりになってしまい、休校。

最後まで子どもたちの成長を見届けたかったですが、仕方ないです。

 

休校になってからは仕事を進めながら、自分のできることを考えて行動にうつしました。それは2020年度は4月から育児休業

を取得するからです。

 

2019年の12月に育児休暇中の妻と話し合って決めました。

10年間勤めた仕事を一区切りし、休みを取るなんて、昨年度は思いもしませんでした。でも、この決断はとてもよかったなと思います。

 

なぜなら、ワクワクするからです。

 

仕事を離れ、我が子と一緒に過ごす時間が持てるだけでなく、

今まで余裕がなくてできなかったことに挑戦できます。

 

早速今日、髪を切って、染めました。

気分が一気に高まりました。

今年度、順風満帆というわけでなく、悩みも多かったですが、

最後まで走りぬいたと思います。

 

自分に対して、「お疲れ様でした」

そして、明日から楽しみだ!

 

というわけで、このブログは「育休仕様」になりますので、

これからもよろしくお願いいたします。