おに先生のブログ

小学校の先生のブログ 『学び合い』やってます

「折り合いをつけよう」とは言うけれど

どこの社会にも(職場にも)自分と相性の良くない人はいると思います。

 

子どもたちにも「折り合いをつけないといけない」とよく話をしています。

 

とはいえ、私にとって相性の良くない人の存在は、日々の仕事や生活にどころか、自分の心身にまで影響を与えます。苦しくなって職場から離れたこともありますし、イライラが溜まって爆発したこともあります。

 

だから意識して、自分をコントロールしないといけません。

関わらない、離れる、別の人と関わる、良い面に目を向ける・・・

だけど、そう簡単にはいきません。

 

自分が意識してコントロールすればするほど、

何も変わらない相手のことが気になります。

 

僕にとって相性の良くない人の傾向はもうすでに分かっています。

「敬意と礼儀のない人」です。

 

「どこにでもそんな人はいる」といえばそれまでなのですが、

自分の許容範囲を超えた方が時々いらっしゃいます。

 

「なんで、俺がここまで気を遣わないといけないんだ」

「なんで、こんなことが許されるんだ」

「なんで、何も言わねーんだ」

 

はっきり言ってしまいたいのですが、控えています。

どうなるか目に見えているからです。

それよりも「折り合いをつける」ことの方が自分にメリットがあるので、

頑張ってコントロールしています。

 

子どもたちと楽しく過ごすこと。

職場の人間関係が良好であること

自分の仕事に一生懸命になること

自分の人生を楽しむこと。

 

これが相性の良くない人の一番の「折り合い」の付け方かもしれません。

 

学校の教員を続けてきて「得」したこと

教員が足りない

負担が大きい

業務量が多い

 

学校現場の課題は山積みです。

苦労しながら、頑張っている教員もたくさんいると思います。

学校の教員を志していたけど、辞めてしまった方もいると思います。

 

しかし、学校の教員には他の業種にはない「魅力」があると思います。

それは「子どもたちとの思い出」です。

 

昨日、用事があって今まで担任をしたクラスの集合写真などを眺めていました。

いろんな思い出が蘇ってきました。

 

思い出に浸りながら、一つ思いました。

 

「どの年、どのクラスも全力だったな」と。

 

もちろん、不十分なことはたくさんあったと思います。

子どもや保護者とうまくいかなかったこともありました。

目を覆いたくなるようなこともたくさんあります。

 

しかし、全力だったからこそ、

「もっと・・・しておけばよかった」と思うことはありません。

それよりも、子どもたちと笑ったこと、一緒に何かを創ったことは

僕の教員人生においてかけがえのない思い出で、担任をしていた僕だけのものだなと

思いました。これは学校の教員を続けてきて「得」したことだと思います。

 

さて、今担任しているクラスもあとわずかになりました。

教務と兼務、大変な部分がたくさんありましたが

今では担任として定着し、子どもたちとの関係や学級も固まってきたように思います。

 

そうなってくると不思議と「愛着」が湧いてきて「何か楽しいことしてあげよう」という

気持ちになってきます。どんなことをしようかな。子どもたちに話すのが楽しみです。

 

僕は胸を張って「先生」とは言えないけど

 

お正月。有難いことに、昔の教え子から年賀状が届きます。懐かしさや嬉しさとともに『僕が「先生」で申し訳ない』と思ってしまいます。

 

数年前、1年生を担任していた最後の日、僕は泣きました。あまりの不甲斐なさと申し訳なさからです。

f-manabiai.hatenablog.com

 

年賀状を送ってくれた子の中に、特に申し訳なく思う子がいます。当時、その子のことを受け止めてあげることができず、優しく声をかけてあげることもできず、保護者の方にもたくさん心配をかけました。

 

幸い、保護者の方はとても温かい方で、僕のことを否定せずに、子どもの背中を押し続けてくれました。何とかその気持ちに応えたい、子ども(たち)にとって「いい先生」でいたい。だけどなかなかできない。葛藤する日々が続きました。

 

1年生の担任に向いていない

自分は先生として不十分だ

 

そう開き直ってしまえば、簡単です。どうすれば自分自身の「器」の小ささと向き合うことができるのか。ありとあらゆる方法を考えました。例えば自分自身が子どもにどういう言葉かけをすればいいか図式化して目立つ場所に貼ったり、1日の自分の言動を振り返るシートを作成したりしました。

 

でも、そんなにうまくはいきません。

結局、満足のいかぬ日々が続き、最後の日を迎えました。

あとは、上のブログの通りです。

 

 

 

その次の年、その子は家庭の都合で転校していきました。

それからずっと年賀状を送って頂いています。

 

僕は年賀状を受け取ってよいのか。

その子にとっての「先生」でよいのか。

毎年、考えてしまいます。

 

年賀状の中に一筆、いつも書いていることがあります。

 

先生の授業(『学び合い』)がよかった。

 

と。本当にそう思っているのか分かりません。

ただ、その言葉だけが僕を救ってくれます。

 

 

今日から3学期。幸い、いろいろなことがリセットされています。

仕切り直すなら今です。

来年、年賀状を送ってもらえるかどうか分かりませんが

自信を持って「先生やっているよ」と言えるよう、自分自身と向き合っていきたいです。

 

 

 

【ブログ7年】ココロオドル2023年に

あけましておめでとうございます。

2023年がはじまりました。みなさん、どのように1年のスタートを切りましたか。

 

家族と過ごしたり、旅行に行ったり、のんびりしたり・・・仕事をしている方もいるでしょう。

 

私は家族や親戚と過ごし、初詣に行きました。

このように過ごせること自体、有難いことだなと思います。

 

さて、今日テレビを見ていたらこのようなCMが流れていました。


www.youtube.com

 

リズムといい歌詞といい演出といい・・・僕が大好きな内容です。

すぐに検索して何度も聞いてしまいました。

 

迷った時、どちらを選ぶかは「ココロオドルほうで」

 

とても刺さるフレーズでした。

教員になったのも、地元に戻ってきたのも、教員を続けているのも

学校に戻ってきたのも・・・全部「ココロオドルほう」だったから。

 

ブログをはじめたのも、ブログを続けてきたのも。同じです。

 

大変なこと、苦しいこと、悩むこともあるけれど、

「ココロドルほう」を心がけて過ごしていく2023年にしたいと思います。

 

願えば叶う 2022年

「おにさんが来てくれたおかげで・・・」
「おに先生のおかげで・・・」
 
こんな有難い言葉を同僚や上司、子どもから、かけてもらえた2学期末。
 
教務として、学級担任として、うまくいかないこと、思い悩んだこともあったけれど、何とか終えることができました。
 
僕の仕事や生きる原動力は「自分のコミュニティをよりよくする」こと。
つまり、子どもや教師にとって学校をよりよいところにすることです。
それは「やりがい」でもあり「楽しさ」でもあります。
今、2022年の終わりを迎えてそれが叶っているなと感じています。
 
振り返ってみれば2022年、研究ごとに区切りをつけて、学校に戻ることを決意。
4月から赴任した学校で教務としてスタートしたものの、いきなり過去最大の困難。
 
時間と労力を駆使し、頼れるものは頼りまくって年度当初を乗り越えました。
それから徐々に教務の仕事や職場に慣れ、地道にできることを続けてきました。
 
校務のICT化
職員間をつなぐ研修
職員室リフォーム
 
このようなことを実行することができました。
もちろん、何かを実行することは一人ではできないし、一人で盛り上がっても誰もついてきません。丁寧に提案し、理解を求め、仲間を集めてきました。
 
すべてが思うようにいったわけではありませんが、総じてうまくいったと思っています。
2学期から担任をすることになり、業務はかなり増えましたが、教務と学級担任のどちらも
経験することができるという、ある意味欲張りな時間だったとも思います。
 
さすがに、同時進行で教務の仕事をすることは難しかったので、
年末まで仕事や書類作成を行い、今年の仕事に一区切りつきました。
 
 
3日前に受けた健康診断は「良好」
久しぶりに会った方からは「元気そうね」と言われました。
 
やっぱり僕は「やりがい」と「楽しさ」そして、居場所があれば頑張れるし、生き生きしてくるんだと思います。今年、妻から言われたことが忘れられません。
 
「あなたがずっと願っていた場所に居ることができているね」
 
そうかもしれません。
そして、願っていたことは、自分の行動で変えることができるとも言えます。
 
濃くて、充実した1年間でした。
来年もそうなるといいな、いや、する。
それではみなさん、よいお年を。

授業のエンタメ化・コンビニ化

 

とても考えさせられたツイートを見かけました。

 

 

発信者のfuru-tさんが考えている「エンタメ化」と「コンビニ化」が具体的にどのようなものを言っているのかは分かりませんが、私なりに想像したのが「ICTを活用した授業」です。

 

「エンタメ化」でいえば、kahoot!を使った授業

「コンビニ化」でいえば、YoutubeやNHK for schoolなどの動画を使った授業

 

です。SNSで時々見かけるし、GIGAスクール関連の情報にも時々登場します。

確かに、Kahoot!は盛り上がるし、動画を使った授業は準備がいらず、楽です。

しかし、どちらも学びとして「浅い」と思うので、多用することはありません。

あくまでも「必要に応じて」「補助」のつもりです。

 

とはいえ、私自身も若い頃、「子どもが盛り上がる実践」「すぐに取りれられそうな実践」に

飛びつき、教室で試していたこともあります。

ICTの活用推進は国をあげての流れですし、

教員の多忙化解消も喫緊の課題です。

書店に行って最新の教育書をナナメ読みしても、「エンタメ」「コンビニ」的な内容のものが売れるんだろうなと思います。

 

だから授業の「エンタメ化」「コンビニ化」は致し方ない部分があると思います。

 

でもそれでは、続かない。

目の前の課題に立ち向かえない。

 

これまで教員を続けきて何度も感じたことです。

結局、目の前の子どもたちに向き合い、学びの価値を子どもたちに語り、

じっくりゆっくり高め、深めていくしかないんだということが分かりました。

今現在も、掴めたようでつかめない。足りているようで足らない。

それが教育実践だと思います。

 

そんな私が授業づくりで大事にしているのが

「成長」「かしこさ」「ワクワク」です。

 

これについてはまた別の記事で書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

教育関係者にお薦めしたい10冊

 

toyokeizai.net

 

面白そうだなと思う記事を見つけました。

「お薦めしたい10冊」と書かれると何か気になってしまうのは、

「タイトル釣り」にひっかかっている証拠ですね。

 

さて、この「お薦めしたい10冊」に選ばれた本、結構新しめの本が多いなと思いました。

最近「教育書」と呼ばれる本を読むことがとても少なくなったので

「こんな本があるんだ」と思ってしまいました。

その中でも読んだ本はこれ。

感想はこちらに書いています。

f-manabiai.hatenablog.com

 

結局、どんな本でも「読了」だけじゃ意味なくて

自分の中にどれだけ落とし込んでいけるかどうかが大事だと僕は思っています。

この「教室マルトリートメント」だって「ああ〜学校ってこんなこと足りないよね」と

思うだけなら何も変わりません。実際にどうそれを生かしていくか。

日々の教育実践の中で意識することで、自分の中に落とし込んでいけると思います。

 

さて「お薦めの10冊」あと何冊か読んでみようと思うのですが、その前に

「お薦めの本」で私が以前から参考にさせてもらっている記事を以下に紹介したいと思います。

 

iwasen.hatenablog.com

 

僕はこちらの方が歯応えがあって読んでみたいです。

【デスクワーク】体のコントロール法

冬休み

長期休業中の教員の仕事は一変します。

研修、書類作成、会議・・・

 

普段なら子どもたちが下校した放課後に行うことを

日中にすることになります。

 

そして、多くの教員がこう言います。

 

デスクワークはきつい!

 

そりゃそうでしょう。

普段、授業をして、子どもと関わって、頭と体をフル回転しているのに

急に机で作業することになれば、体がうまく慣れないのは当然です。

 

 

私もその一人なのですが、昨年度一年間、デスクワークを経験してきたので

体のコントロール方法を身につけました。

 

朝、運動する

昼、炭水化物を取らない

昼、間食をしない。するならナッツ。

昼、少し昼寝する。

夜、「今日の積み上げ」を書く

夜、早く寝る。

 

いかがでしょうか。

これらすべてYoutubeで紹介されていたものですが、自分の体で何度も試してみました。

毎日のデスクワークを続けるためには、「脳」をいい状態にすることが肝心で、

そのために、意識して行動すればいいと思います。

 

さて、今日もデスクワーク。

1日の最後に「俺はすげえ」「よくやった」と宣言する姿をイメージしたいと思います。

「自己満足」は自分の心の栄養です。

 

仕事は何派?

 

みなさん、自分に合った仕事(個人作業)のスタイルってありますか?

僕はあると思っています。

 

僕はとにかく集中力がない。

そして、仕事が増えたり、同時進行で色々な仕事を抱えたりすると落ち着かなくなります。

 

これは受験勉強をしていた頃から感じていたことです。

そして、自分にあったスタイルを見つけることが、僕のライフワークの一つだったと

思います。

 

さて、僕の仕事のスタイルですが、

 

【場所】【時間】【取り組み方】の3つの視点で考えると

 

 

【場所】

 

一人で作業するのは、喫茶店、ファミレス、ネットカフェが一番いいです。

自宅だと色々と気が散ってしまうので、あえて何もない場所に移る方が集中できます。

ただし、何もなさすぎると落ち着かないので、PC、タブレット、スマホはもちろん

ノイズキャンセリング付きのイヤホンを持ち歩きます。

 

最近はコメダ珈琲がお気に入りです。

まず、珈琲がおいしい。ソファーが気持ちいい。他の喫茶店より静か。電源がある。

などなど仕事がしやすくなる要素がたくさんあります。

 

 

【時間】

上にも書いたように、僕は集中力がありません。

1時間〜2時間が限界で、あとは落ち着かなくなります。何時間も集中できる人が

うらやましいなと思いますが、逆に考えれば1〜2時間でやれるところまでやる、と決めれば

かなり集中できます。また、1〜2時間同じ場所で作業した後、少し間をおいて別の場所で

作業すれば集中することができます。お店ならお金がかかりますが、結構効率がよいなと思います。あと、最近では早朝から作業をする「朝活」もやっています。家族が起きてくるまでのあいだなので、これも結構集中できます。

 

【取り組み方】

 

僕は目の前にある仕事をとにかく早く片付けて落ち着きたいタイプです。

「あとでいいや」とすることができないので、何をやるか書き出して一つひとつつぶしていきます。一つ終わるごとに「俺すげえ」「やったぜ」と達成感を一人で味わうのが好きです。

 

上にも書いたように短期集中で作業しないと効率が悪くなるので、あらゆる方法を使って

集中できる環境をつくり、とにかく早く終わらせていきます。

 

 

さて、自分の仕事のスタイルを書いてきましたが、結局のところ「自分はどのタイプか」ということをしっかりメタ認知できていることが肝心なのかなと思いました。当たり前ですけど、人によって様々だと思います。自分の仕事のスタイルを押し付けるべきではないし、自分とペースの仕事のペースが違う人にイライラしても仕方ありません。

 

2学期が終わり、冬休みがやってきましたが、仕事はまだまだ山積みです。

とにかく年末までには終わらせて、何も考えずに本などを読みながら過ごしたいと思います。

年があけたら、担任の仕事をする、という感じにしたいです。

 

 

 

 

雪の舞う寒空に

2学期が今日で終わりです。

担任としてスタートした2学期。

長いようであっという間でした。

 

苦しい時、匙を投げたくなる時もありましたが

終わってみれば「よかった」と思える時間だったと思います。

 

この2学期、妻に言われた言葉が忘れられません。

「あなた、今の職場楽しそうね」と。

 

自分の役割があり、

自分の居場所があり、

自分のやりたいことができているからだと思います。

 

さて今日は子どもたちに、同僚に何を語ろうかしら。

雪が舞う寒空も不思議ときれいに見えてきます。