おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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納得のいくように

私の話は子どもたちにはよく伝わっていないんだと思いました。

私の話し方だけでなく、その時の状況下、子どもの理解力…

当たり前だけど、そういうものにかなり左右されるということ。

 

私としては、子どもが分かっている、分かったと思って話をしている。

納得していると思っている。

無意識に。

 

納得のいくようにするためには、対話しかない。

「これは分かる?」と問い直して、

「説明してみて」とか「今からいうどれに近い?」とか言わないと

分かっているか、分からない。

 

今更ながら、気づきました。

『学び合い』で子どもたちがやっていることじゃん。

 

少しは・・・

向いてないなあ…って思う日でした。

でもその向いてないってのは、今まで自分ができていなかったことでもあると思います。

 

心の中ではAと思っているけど、実際はBという声かけをしないといけない。

実生活の中で、本音と建て前なんていくらでも使っていることだけど、

まるで反対のAとBは結構精神的にきついなと思います。

 

本当のプロは、そんなことを気にせずにBと言えるし、

本当に器の大きい人は、Bと思えるんだろうなあ。

 

 

抱え込み

抱えこんでもどうしようもないや、と思いました。

お人よしでなんでもかんでもしているわけではないけど、

抱えこみすぎるとまずい。自分が参ってしまう。

 

思っている以上に問題は大きくないはず。

私の心がけ次第で何とでもなる。

あとは、どうしようもない。

何とかしようと思いすぎ。

 

 

研究授業

9月にある研究授業の準備をしています。

授業の構想を学年部にお話ししました。

有難いことに納得して頂けたようです。

 

あとは、講師の先生や見学に来る方にどのように説明するか。

十分な作戦が必要です。

 

 

友だち幻想

ちくまプリマー新書 

友だち幻想 菅野仁著

 

を読みました。

苫野一徳准教授が教育の力で述べていた、

自由の相互承認のことを、やや具体的に友達関係に絞って書いているなあと感じました。

 

学校の教員なら読んでみたい一冊ですね。

 

改革

研究授業の話を民間に勤める妻にするとお金出ないのに何でそんなことするの?と聞かれて、なるほどなと思いました。

 

意義はわかるけど、これをやめるくらいの覚悟がないと、働き方改革とは言えないんだろうなあと思いました。

日本語教育

昨日は、出張で研修に行きました。日本語教育に関わる研修です。

確かに、最近外国籍の子どもがクラスにいることが増えてきていると思います。

その多くが日本語を勉強してきていることが多かったので、教える機会はそんなに多くありませんでしたが、やはり微妙な言葉の使い方とか、ニュアンスとかが伝わらなかったり、理解していなかったりするのは難しいなあと感じます。

 

例えば「工夫」という言葉が伝わらなかったり

「してもしなくてもいい」とかいう曖昧な表現が伝わらなかったりと、

自分自身が今までいかに「知っていて当たり前」「通じて当たり前」にいたことが

よくわかりました。

 

でも外国籍の子どもの日本語習得能力はすごい速さだなと、つくづく思います。

そして一番の上達方法は、毎日話すことなんだろうな、と『学び合い』をしていて思います。それって別に外国籍の子どもじゃなくて、日本語を母語とする子どもにとってもそうで、繰り返し繰り返し話すことで言葉を覚え、表現を覚え、ニュアンスを覚えていくのかな、と思います。

 

いやはや、新しく気づくことだらけです。