個別支援
低学年って個々の能力にかなりの差があるように感じます。特に、作業効率や話を理解する能力の差は、学校生活や授業に大きな影響を与えるように思います。
『学び合い』の考え方でいえば、なんらかの話をした時に、集団の2割に伝わればよく、その2割の子が、その他の子たちを動かしていくのですが、何しろそれだとかなりの時間がかかります。
まだ『学び合い』がたいして実践できておらず、教師主導の状態なので、あえて腹くくって、個別支援することもあります。
どうしても時間に制約があるときや、心を落ち着けるためにせざるをえないときもあります。
ただまあ、あくまでそれは教師の都合の支援であって、その子達に本当に必要かはわかりません。そして、教師の支援によって招かれるリスクも考えられます。
あれこれ考えないで、これは正しい!って勘違いしていた頃は楽だった。今はいつも迷う。
本当にこれでいいのか?って。
想いを伝えること
今日は昨日発行した学級通信への反応が何件かありました。そのお便りでは最近のわたしが迷い、悩んでいたことを書きました。
本当は、そんなつもりじゃないのに、
つい注意したり、説教したりする自分。
それに罪悪感を感じ、反省するも、変わらない葛藤。そんなことをお便りで書くなんて甘いかもしれませんが、変に格好つけないで、私の正直な気持ちを書きました。
予想していませんでしたが、共感してもらえる保護者の方がいたようです。みなさん、子育てにいろいろな悩みを持っているようです。
どんな通信でも、読んでくれる保護者がいて、
広げてくれる方がいる。肯定的に受けて止めてくれる方がいる。そういう存在を大切にしていきたいと改めて思いました。
【備忘録】研修の振り返り
今年、人権教育の窓口をしています。
部会では、本の紹介や先生たちの悩み交流会を行っています。
今日、ある先生から職員室での研修を行った際に、「ふりかえりの時間」を取るというアドバイスをもらいました。
なるほど!確かに、「後から出してください」だと忙しいので書かないことがほとんどだけど、時間をとればみんな書くし、研修の記録にもなる。
おおおー、相談してみるもんだなあ。