にらめっこ
音楽の授業の時間、
じゃあにらめっこしようか。といって
「にらめっこしましょう、わらっていいよ、あっぷっぷ」
子どもたちが笑います。
何人か面白い顔の子を集めました。
大笑いです。
1か月前はできなかったなあ。
落ち着いてきた証拠だ。
嬉しい
前任校の進学先になる中学校に行きました。
教え子達にたくさん会いました。
保護者にも会いました。
直接関わってないのに声をかけてくれる生徒や、保護者もいました。
生徒たちの姿を見て、
体だけでなく、いろんな面で大きくなったんだろうなあって思いました。
小学校の時に
トラブル起こしたり
荒れたり
言うこと聞かなかったり
当時は大問題みたいなに感じていたけど、
小さなことだったのかなと思えました。
色んなことを乗り越えて大きくなっていくんだろうなあ。
小6の時に担任していた子達が
中学でと仲良くやっているようで、
『学び合い』が少し生きてるのかなと
思いました。
私の役割はそれくらいです。
みんなで取り組む『学び合い』入門
【みんなで取り組む『学び合い』入門】
読みました。
読んでいて感じたことは、私が『学び合い』に出会った頃より、
現在は随分取り組みやすくなったということです。
私が『学び合い』に出会ったのは、
いわゆる「赤・緑・黄」の本が書店に並んでいた4年前です。
職場はおろか、周りに誰が取り組んでいるかも分かりませんでした。結局1年間「本当にこれでいいの?」と思いながら、算数の時間が主で、あとは社会や家庭科の時間にちょっとずつ実践していました。
今考えれば、
「これでいい」という確信が得られず、
自信がなさから大して保護者にも説明していなれば、
周りの同僚にも何も言わず
コソコソ取り組んでいました。
いつ辞めてもおかしくない状態だったんですが
子どもたちが「楽しい」というので続けていた、そんな感じでした。よくぞ保護者からクレームをもらったり、周りの先輩から注意をされなかったなと、本を読みながら思います。
本を読みながら、「よしそろそろはじめよう!」と思いました。はじめての一年生担任だったので、少し慎重になっていましたが、運動会もあけたし、種も少しずつ蒔いてきたし、いいかなと思います。幸い、「アクティブラーニング」という言葉の威力はすごく、この言葉を出せば「ああそういうことね」と言ってくれる方は多いです。この前は「あ、『学び合い』のこと?それ知っているよ」と言われることもありました。4年前では考えられません。。
同学年の先生への説明。
管理職への説明。
保護者への説明。
そして、授業参観。
懇談会での説明。
今まではすっ飛ばしても「運よく何もなかった」だけだと思います。この本に書かれているように、丁寧に行いたいと思います。
みんなで遊ぼう
みんなで遊ぶことを企画。
なんでこの企画をするのか話す。
鬼ごっこのルールを確認。
鬼決めの仕方を教える
集まる場所を教える
実際に行う。
楽しそうに遊んでいる。
ニコニコしている
ルール破りが現れる
文句が出る
とにかく体験はできた。
そして、振り返りをする。
どんなことが良かったか。聞いてみた。
「◯◯くんにタッチできた」
なんと。一瞬ためらう。
その程度なのか。
そうか、こちらがなにを言って欲しいか
期待していたからか。
「みんなで遊んで楽しかった」と言うと思っていたのが甘かった。
まだ「みんなで」という感覚がわからないんだろうな。でも「みんなで」という経験は少しずつ積んでいくべきではないかと思う。
また来週、チャレンジしてみよう。
みんなでやったね。
誰かが何かをできるようになったことを、
みんなで喜べるようになりたいな。
思い入れ
今年で小学校の教師8年目。
いろんな学校のいろんな学年の子どもたちを担任してきました。
どのクラスもそれぞれよさがあって
比べようがありませんが、
思い入れがあるクラスを1つあげれば、
3年目に担任した、3年生です。
その学年の子たちは私の結婚式に来てくれたり、異動の時に手紙を書いてくれたり、、、
結局卒業を見届けることはできなかったけど、
いろいろしてもらったなという思いがあります。
まだ『学び合い』をしていなかった頃なので、
バリバリ自分の色を出してました。
子どもたちもとてもすごい子達で、ダンスを発表したり、出し物をしたり。
よく遊んで、たくさん関わってくれました。
そんな思い出しか残ってないから、時々ばったり会うと、ちょっと嬉しくなります。
そんな良い思い出ばかりの子たち。
近所に中学校があるので、
今度の体育祭に行ってみようかなあ。