3年生の算数の教科書に
4×□=24
□×4=24
の問題をそれぞれつくる。
という内容があります。
正直私は「問題づくりだから割と簡単に、楽しくできるだろう」と思っていました。
実際に授業でも子どもたちは活発に学習していました。
しかし…
確認のために同じような課題をプリントを使って出してみると、
問題をかけることは書けるのですが、「あれ?これちゃんと理解してる?」と思うものがいくつかありました。
例えば、4×□=24の問題を作るとすると、
・4人組のグループがいくつかあります。3年3組のクラスは24名です。グループはいくつあるでしょうか。
となるのですが、
・3年3組は24名です。4人グループをつくると、何グループできるでしょうか。
という問題を作っている子が何人かいたのです。
しまったな。と思いました。後者の問題は割り算の問題です。
いろいろお考えましたが、おそらく、問題作りの学習の時の私の評価が甘かったんだと思います。だから、理解ができていない子がいました。
教師の立場では「簡単かな」と思うことも子どもたちにとって難しいこともあります。
うっかりしていると、それに気づけない時があるんだと改めて思いました。
『学び合い』は楽ではありません。
本気で全員がわかるようになることを求めているから。
だから少しでも気をぬくと、すぐに結果に出ます。
改めて、明日から頑張ろうと思えました。