1年生相手でも
今日は、1年生相手に真剣に話しました。
昨年の6年生に話したようなことです。
内容は「みんなが本当に勉強がわかる仲間になろう」のようなことです。
昨年も語り続けましたが、時間が足りなかったことと、私自身の力のなさのため、思うようにいきませんでした。
そもそも「みんながわかるように」というのは、高いレベルのことを求めていると思います。子どもそれぞれ「わかる」の認識が違うのに、それをどうすり合わせるのか。
わかった気になっている子、
いい加減に丸つけしている子に、
どれだけ気づき「それ違うよ」と言えるか。
自分がよくわかっていないことに、どれだけ気づけるか。気づかせてもらえるか。
高学年の担任の時は感じました。
「自分が分かるならそれでいい」と心のどこかで思っている子たちに、「みんながわかること」が得だということを伝える難しさを。
一年生には、まだそこまで「自分が」というものはなく、「誰かのために」ということを素直に受け止めてくれそうです。だからこそ、今、経験してほしい。仲間になってほしい。
私にできる、残りの小学校生活に生かせることは「みんなが勉強がわかる」ような仲間になることです。
そうかぁ
ふと思いました。
『学び合い』で学習したプリントを親が見ても、何を狙い、何を学び、何が課題なのか、
分かるわけないようなあ。
ちゃんと学習してるのこれ?と思われても仕方がない。そういえば、テストだってそうだよなあ。ただ返すだけじゃ、点数しかわからない。
ああ、今まで気づいてなかったことだ。
これからはできるだけ説明していこう。
全員が読むわけではないけど、読んでくれる人もいるはず。
ふと、早朝から
※削除しました。
ほら、もう一度やってみて
「みんながが分かるような勉強にしようね」
と繰り返し伝えてきましたが、最近、子どもたちの一部がそれを理解してきたように思います。
※削除しました。
何かありますか?
懇談会で一番手の挙がらない質問。
時々、気を遣ってくださった方が話してくれる時もあるけど、話さないままの方もいます。
それでいいのか、と思いながらも他にいい方法が見つからずままにいました。
しかし最近、勉強会でヒントを得ました。
自分の気になることを一人ひとり書きだし、黒板など見えやすいところに貼り、自由なグループ構成の中で、そのテーマについて話したい人が話す。というやり方です。『学び合い』ぽいですね。
この方法のいいところは、参加者全員の気になることや悩みを共有することができることです。
そもそも、気になることや悩みなんて、人それぞれバラバラ。教師が話すことと、主な聞き手である保護者の方が聞きたいことにズレがあって当然です。
そんなズレを少しでも減らすよい手法だと思います。
今日行われた懇談会では、紙を配って最近気になることをいろいろ書きだして頂き、その後グループトークを行いました。私はそばで話を聞いたり、少し話をしたりしました。保護者の方がたくさん話をしていたのがよかったなと思います。やはり、保護者がたくさん話してつながるのが、一番ですね。
今年は「何かありますか?」はまだ言っていません。