おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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傾聴

最近私が使うことにしている、プレゼンコーディネートの手法です。以下手順です。

 

とにかく聞く。聴く。

 

相手にはとことんしゃべってもらう。

話したいだけ話してもらう。

 

そうすると、その人の人生の片鱗が見えてくる。過去をどのように価値付けているか、見えてくる。そして、この人らしさ、強み、もっと聞いてみたいことが、見えてくる。

 

聞いた後が勝負。

短い言葉で、その人が話したことを振り返っていく。大事だと感じていることを見抜いて、伝える。(気づいていないことが多い)

本当は「すげぇな」と感動を伝えたいところだけど、それじゃ具体的に何も伝わらない。

できれば、紙に書いて渡したい。マインドマップになる。

 

そして、提案する。こんな話をみんなに伝えてみないかと。次の宿題をお願いする。次は、要点を絞って20分くらいにまとめてくるようにと。

 

そして、次回それを聴く。

私はとにかく聴き相手。

それでいい。

話しているうちに、話し手は、自分の話すことがまとまってくるもんだ。

ひとによっては励ましの言葉をかけたい。

 

何がどう具体的によくなったか話す。

そして、もう一度練習する。

本当は録音したりするといい。

 

そして、また次回練習。

繰り返しているうちに、、本番を迎える。

 

 

これが私が身をもって経験した、

プレゼンのコーディネートの手法です。

今私がやってるのは、自分が経験したことを

同じように行っているにすぎませんが、

とてもよい手法だと確信しています。

時間はかかるけど。 

 

それにしても話を聴くって面白いなあ。

今日は『学び合い』の会

今日は『学び合い』の会がありました。

教師だけでなく、様々な方々が集まりました。

 

公立学校ではない、学校の方が、

「私の勤める学校は子どもたち主体で学ぶのが当たり前だから、どこからが『学び合い』だと決められないかも。『学び合い』やるよ、って言っても何が違うの?」って言われそう。。

 

驚き。

なるほど。『学び合い』は従来の指導法があるからこそ、その特殊性が際立つのか。

『学び合い』のような学習が当たり前なら、

際立つことなんてない。

 

こりゃあ、もっと視野を広げていくと面白そうだ。

 

ここまでできたんだよ。

みんなが山に登って頂上を目指す課題もあるけど、みんながそれぞれ必要なことをして、キャンプをする課題もあるのかなって。

 

魚釣りして、川遊びして、自転車乗って、、

全部できる人もいれば、のんびり魚釣りだけで終わる人もいる。

 

そもそも私が課題を作ったときに、全部達成することが前提だったのがそもそもの間違い。

漢字の復習に時間をかける子もいれば、

カタカナが怪しい子もいる。

1時間かかる子もいれば、4時間かかる子もいる。本当に大事なのは、自分で選んで自分で決められること。

 

自分からやり始めておいて、自分自身が勘違いをしていた、この1週間の課題でした。

シンプルなこと

最近、休み時間は子どもたちと遊ぶことが増えました。あんまり私が関与したら、自分たちで遊べなくなるという懸念と、そもそも余裕があんまりなかったので、なかなか遊んだりはできませんでしたが、いろいろ考えずにあそんでます。

 

シンプルなことですが、子どもたちは遊ぶのが好きですね。普段見せない顔をしたりします。

二学期もあと少し、子どもたちと楽しく過ごしたいと思います

Sさんに出会って その2 今考えなければいけないことは何か

『学び合い』を中途半端に実践すると失敗する。

 

ただ、中途半端に実践することが、すごく悪いと非難したいわけではありません。というより、どこからが「完璧」で、どこからが「中途半端」か自分で見極められる人はそういません。私だって、中途半端な時期がきっとあったはずですし、今も完璧かといえば、そうではありません。

 

ただ、本も読まずに、何となく授業のスタイルを真似して放任するような「にわか学び合い」が失敗をよび、非難を招いているという現状があり、それを危惧しているのです。

 

私自身は、実践を重ねるなかで「本当にこれでいいのか」という思いを常に持っていました。

今考えれば、「にわか」だった面はたくさんあります。

それが確信へと変わっていったのは、他の実践者と出会って話をしたこと、実践発表をすることで自分の考えをふりかえる機会を得たこと、様々な人が授業を見に来てくれたことです。

 

つまり、今危惧されているにわか実践者たちを非難するのではなく、確信者へと導くことが、私たちに必要なことなんだろうと思います。そのためにもセミナーをひらきたい。これを先日から私は考えていました。

そして昨日に提案すると、あっさり実現する方向に。

私としては、驚きの展開です。

自分でなにかをはじめようとするのは、いつぶりでしょうか。

 

さあ、これはワクワクしてきました。

まずは、話をきいて、ひとつのプレゼンにまとめることを冬休みにおこないたい。

若手の先生たちの自信をつけるとともに、「にわか」の人たちに気付きを与える。

よし、やろう!

 

Sさんに出会って その1 自分の強みはなにか

自分の強みを知る。

そうすることで、自分の役割がわかる。

自分の方向性がわかる。

そして、無駄なものを削れる。

 

中期的な目標として、何がしたいのか。

そうか、フォーラムの開催だ。

そのためには、何を準備して、何を学ぶべきか。

誰を頼り、誰と協同するか。

そのためには、それぞれの強みを知らないといけない。

その出発点は自分の強みを知ること。

 

おそらく、自分の強みは熱意。

それを伝えられる。

そして、その技術の獲得を目指している。

 

かな。