お便り
『学び合い』に感動しました。
というお便りを保護者からもらいました。
どんどん公開していこう。
おっ
作文の書き方を教えて、さあどうぞ。
ほんの数秒で「ねぇ教えて」という子がちらほら。あー、いくら丁寧に説明しても、よくわからないもんは、わからないよなぁって改めて思う。
何人かの子たちが集まってきて、どんな話をしているのか、よくよく聞いていると、薄く書いてなぞってごらんって声かけてる。そうそう、まだひらがながすっと出てこないんだよなあ。
パッと別のところ見たら、
「ねぇ、さっきのプリント終わってないでしょ、しなきゃ」と声かけてる子が。
ああ、そこまで気がまわるようになったのか。
ちょっとした場面をみながら、
作文が終わるのを待つ。
数名の子が最後の子の作文をいっしょにもってくる。
ああ、一年生だって十分教えられるじゃん。
本を読んでください
西川先生はよく
「本を読んでください。書いてあります」と
ブログなどで発信しています。
確かに『学び合い』で生じる問題や『学び合い』の進め方はすべて本に書いてあると思います。
しかし困るのは、どこに何が書いてあったかわからなくなることだと思います。『学び合い』関連の十数冊の本の中のどこにあるか探すだけでも大変です。おそらく西川先生に聞けば
〜の◯ページと回答がくるんでしょうけど、
それをいつもいつもするわけにはいかないでしょう。
また、本を読んでもしっくりこないことは結構あると思います。私もそうでしたが、そもそも「一人も見捨てない」とか「3つの観」もしっくりこなかったので、さらっと、流していたと思います。そういうものは、後からなんだっけ?と思っても、なかなか受け入れがたいと思います。
このようなことに対応するために一番良いのは、実践者と話すことです。
特に長く実践している人は本に載っているようなことをたくさん経験しているので、辞書のように答えがでてくるはずです。しかも本以上に経験をまぜながら。
だからこそ、実践しようと思う方は実践者とつながるべきですし、そういう機会がもっと必要だと思います。
『学び合い』を体験してもらうために
小学校6年生の算数に「分数の割り算」があります。
分数で割るというのは日常では考えにくい
概念ですが、それを子どもに説明するのは
とても難しいことだと思います。
クラスの中には、逆数で割るということだけ、覚えていて分数で割るというのはどういうことなのか、考えてない子も多いです。
それを追求する必要があるかどうかといえば、
そのクラスそれぞれなのですが、
やってみるとかなり盛り上がることが経験上分かります。
そこで、この場面を『学び合い』体験として、
先生たちに考えてもらったらどうかなって考えています。どうだろうかな
かぶ先生
【かぶ先生】
「いつでも参観どうぞ」よりも「水曜日は『学び合い』してるので参観どうぞ」と言われたら来やすいらしいです。
今日も数名の保護者が参観に来られました。
毎週「参観どうぞ」と保護者に伝えるのは、ちょっとプレッシャーもあったけど、『学び合い』を知ってもらうチャンスだし、素の子どもたちの姿を見てもらうのが、一番の情報発信かなと思えました。
あとは仕事などでどうしても来れない保護者に伝わるように、学級通信の中で発信したり、保護者同士がもっとつながる機会を作っていくべきなのかなあと思いました。
追伸 なぜか『学び合い』の後は、子どもたちのテンションがあがります。今日は私を「大きなかぶ」のかぶ役にしてみんなで引っ張りまくるという遊びを考えて大変でした。