おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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明日謝ろう

先週の金曜日、学年全体で話したことは

「一人も見捨てない」に当てはまってなかったと後から思った。

自分のクラスの子たちはどう感じていたか分からないけど、

もしかしたら一人でも気づいている子がいたら、

申し訳ないから、明日朝謝ろうと思う。

自分の願いは、言葉でしか伝わらない。

言葉を間違えたら、願いは伝わらない。

さあ、長い一週間のはじまりです。

通用しない

「中学校になったら通用しない」

最近よく聞く言葉ですが、それだけでいいのかなって思います。

 

そもそも、私たち小学校の教員がイメージする「中学校」って自分たちの時のことで、自分たちの過ごし方がベースになっていると思います。

 

つまり、保護者とあんまり変わらないのではと。なら、最近よく聞く「中学校になったら通用しない」は「何が通用しないか」明らかにしないと、私たちの役割を果たしてないのではと思います。(決して、保護者の説教がダメというわけではありません。)

 

私たちの役割は何か。

中学校生活に必要なこと、

中学校生活以降にも必要なこと、

を見いだして「通用する」ように力をつけることではないかと思います。

 

私はその一つに、

自主性

をあげています。

 

中学校は昔も今も、定期テストのシステムは変わっていません。

締め切りがあって、

範囲があって、

そこに間に合わせる。

方法は問わない。

やるかやらないか。

勉強する子は、点数を取れるし、

勉強しない子は、取れない。

 

非常に単純なシステムかつ、

厳しいシステムです。

 

ほぼ、すべて生徒の自主性に任せれている。

 

あくまで私の頃の話ですが、

点数取れない生徒に先生たちは「授業を聞いていないからだ」「勉強しないからだ」と言っていました。私はどちらかというと、進んで勉強していた方なので、そういう生徒たちに、対して、「勉強すればいいのに」と思っていました。

 

今考えれば、授業の内容がわかんないのに勉強しようがないし、勉強する意義もわからないのにやる気も出ないだろうなと思います。

 

むしろ私のように、当たり前に「勉強はするもの」としか思っていない方が危険だと思います。勉強だけしてればいいということが、その先の考えを生まない。

 

このシステムはすぐには変わるものではないと思います。だからそれに通用できるように、小学生から準備しておく必要があると思います。

 

予習、授業、質問、復習の流れを習慣にする。

私がクラスで毎日、毎時間していることです。

決められた宿題は撤廃。

締め切りを決めて、課題を出し、それを期限までに終わらせる。うまくいかなければ、どうすればいいか考える。

 

そして何より大事にしたいのが、うまく期限に終わらない子のことを忘れない。

 

ということです。

かすかな希望です。

今のシステムについていけない子をなくせるように。不登校を作らないようにするために。

 

今、私は必死に準備中です。

時間が足りない。

 

 

 

 

朝方生活

ここ最近、早朝に起きて、仕事をしています。

 

ただ単に、夜眠すぎて、早く寝てしまうので、

 

少し早く起きて仕事しようと思ったからなのですが、

 

意外といいですね、早朝。

 

たった1時間程度ですが、かなり仕事がはかどります。

 

無理にはできそうもないけど、つづけてみようかな。

 

 

討論

今日、社会の学習で「自由討論」と言っている授業を行いました。

 

議題は「日本国憲法第九条を改正すべきか」

 

この議題は、大人でも意見の分かれる内容ですね。

 

子どもたちがどれほど関心を持っているか不明でしたが、

 

少し前から予告しておいて、今日の授業に臨みました。

 

朝から、「予習してきましたよ」と自慢してくる子がいました。

 

実際に授業をはじめてみると、多くの子が予習をしてきています。

 

驚きました。

 

そして討論では時間が足りなくなるくらい、熱心に話し合っていました。

 

驚きました。

 

 

「またやりたい」そんな声をたくさん聞きました。

 

最後にレポートを書いて終了。

 

やはり、子どもたちをみくびってはいけませんね。

 

課題のレベルをあげると、それに合わせて彼らは頑張っていきます。

 

卒業までにまたやりたいなあ。

練習

来週、今年度取り組んできた研究の発表会があります。

 

スライドを見せながら話をします。

 

今日、実際にしゃべって練習してみました。

 

全然うまくいきません。

 

つっかえるわ、文章おかしいわで、やり直しを何度もしました。

 

子どもと同じで、リハーサルは必要ですね。

 

しばらく、時間をみつけて練習をしようと思います。

足りないこと

もっと、学校のよかったことを話したら?

 

 

妻に言われました。

確かにその通りです。

 

 

なんか今日、またいつものように

型ばかりこだわっていた気がします。

 

 

もっと抽象的で、全員の利害に一致して、

夢のある目標をたてなければいけないんだろうなあ。そしてそれを言い続ける。

 

 

うーん、何から始めたらいいんだろう。

あ、そういえば、自分で言っていた!

「卒業式でみんなが感動できる歌を歌いましょう」

あーなるほど。

 

 

 

なんだかなぁ。

昨年持っていた子達が、

今の担任の先生や、

クラスの子達のことを、

ぺちゃくちゃしゃべっていました。

 

子どもたちは先生をよくみているな、と思いました。自分も気をつけなくてはいけないなあと改めて思う。ふう。

 

 

 

一枚一枚読みながら

子どもたちの書いた作文を読んでいます。今回は国語「私の忘れられない言葉」

 

私は授業中に最低限の話と例文を渡すだけで、あれこれ指導しませんが、授業終わった後、書いた文章を回収してじっくり読みます。

 

どのクラス、どの学年を担任しても、子どもたちの書いた作文は多様で面白い。

 

読みづらくても、文が少なくても、伝えたいことは分かるのでなるべく文章の方向性を崩さず、自分で修正できる程度にアドバイスを書きます。

 

それ以上に、子どもたちの思いを文章から感じて、すごいなあって思います。私は何か指導したことなんてほとんどないから、子どもたち自身が学んで、感じて、書いているわけです。

もちろん、書く力はそれぞれですから、表現の仕方もそれぞれなんだけど、何か読んでいるだけでいい気分になる。

 

来週、子どもたちに感想を伝えよう。

いい文章だったよー、ってね。

子どもたちの言葉

一昨晩、急性胃腸炎にかかりました。そして昨日、病院で点滴を受けた後、自宅療養させてもらいました。

一日あけた今日、何とか登校。
女の子たちから
「何できたの?来なくて別にいいのに」
「今日も来ないと思った」と相変わらず冷たい事を言われて残念な気分になるものの、まあ彼女たちなりの関わり方なのかなと思ったり、

「体調大丈夫ですか?」
「先生、土日でバッチリ元気になって下さい」
「僕のため、みんなのために来て下さい」
とふりかえりジャーナルに書いてくれる子もいて救われる担任。一喜一憂。

卒業まであと30日。
一緒に過ごす時間が少なくなって来ました。