おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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熱い志

志の高い人からは言葉以上に何か伝わるものがある。

感覚に訴える何かが。心を震わせる。

 

ああ、この人についていきたい。

この人のもとなら頑張れそうだ。

 

そんな気持ちにさせられる。

 

不思議なのは、同じ志を持っていると、安心感がある。

職場の上司や先輩と接すると、「自分の考えを受け入れてもらえる人なのか」

「この人にはどこまで話していいものか」という探りを入れていまうが、

今日であった人たちにはそれがない。

 

もし何か任されることがあれば、「ええ是非ともやらせてください」と自信をもって言える。非難されたり、バカにされたりする心配がないからだと思う。

不思議なものだ、『学び合い』の同志。

せつめい

「説明できる」という課題が難しい。

説明になってない。ただ、式と答え言ってるだけ。そもそも説明というのが分からないらしい。

 

ただ話すだけの学習が、

どう知的な学習になるのか。

 

これは教材を研究せねばならぬ。

課題を考えなければならぬ。

 

『学び合い』って

今のうちの状態じゃ無理ですー。

 

と今日話していた先生言っていた。

 

あー、『学び合い』って学級の規律ができていて授業がしっかりしてないとできないって、思われてるのかなー。

 

ぜんぜんそんなことないのになー。

 

私は結果を出すために、一歩ずつ頑張ります

野球

草野球をしています。

もう8年くらいです。

 

下手です。センスありません。

わりとお荷物です。

 

でも使ってもらってます。

三振してもエラーしてもからかわれるけど、

責められたりはしません。

みんなからアドバイスもらいます。

 

いつも教師として、上から物を言うことばかり、同僚からのアドバイスもそんなに多くはない日々を送ってるので、週一回この野球チームでの自分はとても異質なんです。

 

だからこそ、いいなと思います。

たくさん教わることができて、

ヒット打つだけで褒め称えられる。

いつまでもチャレンジできるし、

センスがないと、思うように身体が動かないことを知ることもできる。

 

野球が好きだってのはもちろんだけど、

自分にとって貴重な時間と立場なんだろうなと

思いました。

 

 

課題よりも

どんな課題か悩むことは今の私にそんなに重要ではないのかな、、、と思うようになりました。

むしろ今は、何を語るか、

どのように子どもたちに想いを伝えるか。

その方に力を注いでいます。

 

そして、うまくいかない。

『学び合い』の先生に関わらず、子どもたちへの想いや関わり方が素敵な方は

周りにたくさんいます。

そういう方を見ると、「ああ、自分は足りてないな」と思うわけです。

すぐに吸収して、変えられたらいいんですけど、なかなか変えられない。

数年前と同じじゃん、結局何が変わったの?と落ち込むこともあります。

 

それでも、何を語るか、どんな想いを伝えるか、そしてどのように関わるか、

ちょっとでも、少しでも変えられるようにしています。

それが積み重なっていくことを信じて。

 

今日も子どもたちに笑顔で接することができたかな。

まだまだです。

 

 

 

 

 

気づいたこと

朝、遅れ気味に来た子を出迎えて、支度の手伝いをしている。

 

「感想を書け」と無茶なことを担任から言われて困っている子に、アドバイスをする

 

計算が終わらず、一緒になって解く

 

食べ終わるのが遅い子の食器を下げてあげる

 

係の仕事が終わってない子に気づく

 

 

もしかしたら、他にもあるのかもしれないけど、

「自然に」子どもたちが助け合っているように思います。

 

自然にというのは、私に褒められたいからとか、お願いしているからというのではなく

自分から進んでです。

だからいいんだと思います。

 

私の願う文化が一つできました。

一人も見捨てない

本当に分かる

たまたまですけど、『学び合い』の出前授業の動画をみました。

 

「本当に分かるということは、説明できること。分かるようになってください。」

 

うーむ、シンプルなんだけど、

もしかしたら自分の『学び合い』に足りなかったかも。

 

説明するのが目的だったような。。

もう少しレベルをあげるか?

天国の『学び合い』

はじめて『学び合い』を本格的に行いました。本格的というのは、今までは「もどき」といえるようなものだったからです。1年生の子どもたちが『学び合い』を行った時に、どんな動きをするのか、どんな関わりをするのか、分からなかったので、ちょっとずつ『学び合い』らしいことを試していましたが思っていた以上に、子どもたちが教え合ったり、関わったりすることに違和感がなかったので「これは大丈夫だな」と思いました。いやむしろ、幼稚園・保育園はこんな感じだったんだろうなと思うくらいです。子どもたちは当たり前のように普段から教え合い、助け合う。
 
 
運動会が終わり、少し落ち着いたので、学年の先生と管理職に話をし、「保護者に『学び合い』をします!」というお便りを出しました。
学校内でも「『学び合い』しています!」と言っても昔と違って奇異な目で見られることもないので、有り難いなあと思います。昔はあんなにビクビクしていたのに…。時代は変わるんですね。
 
 
さて、はじめての『学び合い』
「算数の問題を解いて説明する」形式の課題にすることにしましたが、「説明する」というのが子どもたちにとってよくわからないだろうと思い、前日に簡単な型を教えました。
最初の語りも1年生に伝わるようにいろいろ考えましたが
「みんなに教えて、みんなが分かるようになるといいね」
「友達が増えて、友達と仲良くなったらいいね」
という話をしました。
 
 
そしていよいよスタート。35分という長い時間、子どもたちがどれだけ持つのか
不安はありましがたが、子どもたちの様子を見ていてそんな不安はすぐに吹き飛びました。
もう、子どもたちの目がやる気に満ちている。
 
35分にたって、「終わりだよ~」と言ったら「まだしたい!」
「楽しかった」「友達ができた」と興奮気味。
 
 
次の時間の音楽までいい感じでした。
 
注意しなくていいし、子どもたちの笑顔が見られるし、
どの子もいきいきいているし、天国だーとおもいました。
 
あーやっぱり『学び合い』いいなあ。