今日は4年生の子たちと異学年交流を行いました。
課題は「クラブ活動紹介を3人以上にしよう」です。
4年生が国語で作った「クラブ活動紹介リーフレット」を見ながら
4年生にクラブ紹介をしてもらいました。
はじめに、この学習の意義を語りました。
3年生にとっては「話をよく聞いてクラブ活動を知る」こと
4年生にとっては「クラブ活動をわかりやすく伝える」こと
そして、どちらの学年にとっても、
「初めて会う子とどのようにかかわるか学ぶ」と話しをしました。
ただ、4年→3年という一方通行にならず、お互いにとってよい学びにしたい想いです。
私のクラスの3年生は、すでに『学び合い』に慣れているので、私の語りだけで、
これが『学び合い』だとすぐに理解できるとは思いますが、他クラスの4年生が果たしてどこまで私の話を理解してくれるのか…
不安も少しありましが、「はいどうぞ」でスタート
そんな不安も感じなくなるような、時間でした。
いつもと目の色を変えて、4年生の話を聞く3年生の子どもたち。
ちょっと気まずくて話しかけられない子や、うろうろしている子もいましたが、
4年生が気を遣って話しかけてくれたりしていました。
さすが、4年生。といわんばかりです。
中には4年生の方も「どうしたらいいんだろう」という表情を浮かべている子もいましたが、数人で話すことで、うまく話せるようになっていました。
あっという間の時間でした。
子どもたちが「楽しかった」「充実してた」という表情をしているのがすぐわかりますし、4年生の子たちもそんな感じでした。
何人か、感想を聞いてみると
「はじめて違う学年の子たちと話して緊張したけど、楽しかった」
「3年生がしっかり話を聞いてくれてうれしかった」
「教えるのって難しいけど楽しかった」
「4年生ってすごいなあと感じた」
「4年生が優しく声をかけてくれてうれしかった」
と言っていました。
おそらくどの子もこのように感じたのではないかと活動中の様子を見て感じました。
教室に帰った後は、
ふりかえりジャーナルを書きました。
「またしたい」
「とても楽しかった」
「いい4年生になりたい」
書いていました。
たまたま、4年生とかかわる機会をいただいたので、図々しくも
『学びあい』形式でさせていただきました。
おそらく4年生の担任の先生は、それを知らないとは思いますが、
子どもたちの活動の様子を見て、とても満足していらっしゃったので、
無理言ってお願いしてよかったなと思います。
やはり、学校は多様な人と折り合いをつける場所なんだなと思いますし、
同じ学年、同じクラスの中ばかりで活動してももったいないと思いました。
3学期は子どもたちと、いろいろなことに挑戦できそうです。