おかえり
2020年7月1日 育児休業を終えて、学校現場に復帰しました。
5年いた職員室、月に数回来ていたのに、なんだか今日は入るのに緊張していました。
なんだか新任の先生になった気分です。
朝から今までになかった新型コロナ対策の仕事を行い、Zoomを使った全校朝会。
まさか4月に私が提案したことがここまで浸透するとは。校長の力は大きいです。
復帰の紹介をしてもらい、全校児童に挨拶をしました。
画面の向こうに話しかけることの難しさを感じつつも、「好きな食べ物はプリンです」で締めました。低学年の子に覚えてもらうのは、これが一番です。
それからすぐに5年生と6年生の授業。
5年生は初めて会う子たちばかりなので、かなり緊張しながら4ヶ月ぶりに教壇に立ちます。
授業の内容は
・自己紹介
・子どもたちへの呼びかけ
で少し子どもたちと打ち解け、
休校中どのように生活していたか、アンケートを取りました。
「自分で勉強していた」「親に言われてした」項目を作り答えてもらいます。
ちょっと「優等生」な回答が目立ったのが気になりましたが、まあそこには触れないにして、
「次休校になった時に、自分で学べることは、大人になって学び続け、自分の人生をよりよくしていくことにつながる」という話をしました。
まあ、『学び合い』の語りです。
その後、「自分で考えて、自分で決めて、自分で行動できる」ような、授業をしていきたい、という話をして、自分が「理科専科」であることから、「理科だからこそ学べること」を子どもたちに問いました。
評価の話や、思考力、判断力、表現力の話もしました。
要するに、新しい学習指導要領の「資質・能力」の話です。
「理科の見方、考え方」を子どもたちはどのように考えているのか自由に表現してもらう時間です。それまでの興奮は鎮まり、一気に集中する子どもたち。
語りが少し響いたのか、「これはやってみよう」と思ったみたいです。
次の時間に見せ合うことを約束して、教室をあとにしました。
それから、6年生のクラスにも行きました。
ありがたいことに「おかえり」の呼びかけをしてくれました。
5年生の授業ですごく緊張していたので、一気に楽になりました。
ありがたい限りです。
昨年担任していた学年なので、顔ぶれは変わらず。
お互いに「久しぶり」の感じで少しテンション高かったけど、
話を進めていくと、だんだん勉強モードに。
昨年担任していたクラスの子たちは私の話と、学習の仕方に慣れているのか
「元おに学級だから」と言わんばかりにはりきって書いています。
なんだかそういう姿が微笑ましくて嬉しくなりました。
あるクラスの授業の終わりには、色々と子どもたちから話をしてくれて、嬉しい報告や
お別れの報告がありました。
4ヶ月ぶりの授業を5時間して、ヘトヘト。
次の日の準備もほどほどに退勤しました。
さあ、明日もある。筋トレして、英語聴いて寝よ。