アクティブラーニングを考える【その3】
また、「アクティブラーニング」について考えます。
小一教育技術 8月号増刊 史上最強のアクティブ・ラーニング読本 2016年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/07/15
- メディア: 雑誌
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アクティブラーニングを成り立たせるために、土台が必要で、その土台は、より多くの関わりによって形成されるのではないかと前回までに書きました。
そのために、ペアトークやグループトークなどの例を挙げましたが、そのような活動は一日中できるものではありません。授業の中に取り入れたとしても、そんなに長くできるものではありません。
だとすると、授業の中でより多くの時間交流の機会を持つことが必要になるではないかと思います。「ディベート」「ホワイトボードミーティング」などいろいろ実践例はありそうです。教え合ったり、説明し合ったりする活動もあると思います。
とにかく、授業の中で関わる時間を確保することが「アクティブラーニング」の土台を作るのではないかと思います。
ちなみに『学び合い』では、
「p98の問題を全員が解けるようになる」とか「聖徳太子の政策について全員が説明できる」など課題を設定し、「全員」がそれを達成できるように求めます。教師が細かく説明することはないので、児童生徒の交流する時間は授業時間の大半を占めます。
つづく