たかがそうじ されどそうじ
3学期はそうじに力を入れようと思っています。
卒業前になぜ掃除?と思う子もいるかもしれませんが、
この3学期だからこそできることだと、昨年わかりました。
学級が成長してくると、「自主的に活動する」ことへ楽しさを感じるようになると同時に、あいまいな枠でも活動できるようになると私は感じています。
つまり、「掃除担当場所」を細かく決めなくても掃除は成り立つということです。
多くの先生たちは、掃除担当場所を先生が決めたり、班ごとで決めたり、名札で決めたりします。つまり「受け身」です。だからどうしても「自分から進んで選んだ」という思いを子どもたちはもっていません。
これを「子どもたちが掃除場所を選ぶ」ようにしました。
不思議なことに、楽な場所を選ぼうとする子はほぼいません。「自分が頑張る所」を選んだ子がほとんどです。だからやる気も違います。工夫しようとします。
すると掃除が一気に楽しくなります。
子どもたちの表情ですぐにわかります。
教室掃除は明らかにきれいになっていました。
びっくりして声を出してしまったほどです。
そうじを頑張れるって、他のなんでも頑張れる気がするんですよね。
普通嫌だなと思うことを、楽しめるようになったら、よいと思います。
さて、これも継続することが何より大切でしょう。
昨年は十分これで3学期終わりまでいけました。