久しぶりの小説
アキラとあきら (徳間文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4198942307/ref=cm_sw_r_cp_api_i_0PtCBbRQBY3MW
お盆で妻の実家に帰省していたので、久しぶりに小説を読みました。
ネット上の評価が高かったので、購入しましたが、読後の感想は、「読みきったけど、あんまり面白くはなかったな」といったところです。
色々あるけど、いくつか。
△この小説の主人公は最初から最後まで、「できる人」すぎて、感情移入できない。
△何度か出てくる悪役が「あまりにも出来ない人」で、魅力がない。
△あきらとアキラという二人の主人公の話のはずが、片方のあきらがあまり目立たない。どちらも似たような人物だった。
なんというか、エンターテイメント小説あるあるだと思うけど、人物設定とか性格とか、言葉で表現しすぎな気がする。。「◯◯は、気の短い性格で正論をぶつけられると感情的なる」と説明されたりするけど、人間そんな単純じゃないでしょ、って思うので、なんか滑稽に思えてしまうんだよなあ。
まあ、久しぶりに小説を読めてよかったな。と思います。