初めての一冊「青の炎」ブックカバーチャレンジ#1
ブックカバーチャレンジ
昨年流行していたのですが、乗り切れませんでした。いつかやってみようと思っていましたが、今度読書会があるとのことなので10日間チャレンジしてみようと思います。
元々私は本を読む習慣はなく、高校を卒業して予備校で浪人生活を送っていた時に、本を読み出しました。友達はいない、将来何したいのか分からない、毎日が同じことの繰り返し・・・焦燥感に駆られていた19歳の私に一時だけをそれを忘れさせてくれるのが読書でした。
初めて読んだ小説が貴志祐介「青の炎」
主人公は、頭脳明晰な理系人間の17歳。当時自分が「理系」と思い込んでいたことに気づき、理系を諦めようと思っていた自分にとって、物語上の人物ながら感情移入してしまったことを覚えています。
「青の炎」は私がこの小説を読む少し前に映画化され、当時では注目のお二人が主演したのですが、小説の世界観が全然再現できていないと酷評されていたそうです。
この「青の炎」を読んでから、意識して小説を読むようになったのですが、僕の年よりもずっと前から小説に親しんでいる方には「センス」「量」で到底及ばないことに後から気づきました。