参考書集めの延長線なのでしょう。
高校生の頃によく通っていた本屋に行くと、教育書コーナーに行って
いろいろな実践本を買ってしまいます。
だから私の本棚にはさまざまな実践本が並んでいます。
たくさんの本を読んでいい気になっていたわけではありませんが、
いろいろな本に書かれていることをたくさんマネして、授業に取り入れたり
学級経営のヒントにしたりしました。
最近になってやっと気づいてきたのですが、
どんな実践本をマネして、自分の教育活動に取り入れたところで、それは
「とってつけた」だけで、本当にマネをするには、私自身の教師として、人としての「心」とか「器」をうめなければならないと思います。
そして、それには相当な時間と省察、繰り返しの実践が必要だということです。
例えば「ほめる」なんて一番いい例です。いろいろな実践本にほめ方について書いてありますが、私には到底マネできませんでした。そもそも自分の中で「ほめる」というものが何のなのかはっきりしていなかったですし、子どもを「ほめる」こと自体なかなかできなかった。明らかに「心」や「器」が足りてません。
しかし、自分という人間は、「こうなりたい」と毎日、毎時間、願い繰り返し省察を行えば少しずつマシになっていくと感じています。あくまで昔の自分よりはマシで、到底本を出すような実践者の方には及びませんが、前には進んでいるのではないかと思います。
明日からまた一週間が始まります。
そこに一歩一歩があると思って明日からも頑張りたいと思います。
中でも『学び合い』の考え方をもとにした実践を続けることで少しずつ自分の語りが変わり、子どもたちの見方も変わってきました。かなり時間はかかりましたし、労力もかなりかかりましたが、以前よりは少しマシになったと思います。
さて、マシの繰り返しでどこまで私は教師として伸びることができるのでしょうか。
全然分かりません。