学生時代に本をいろいろ読んだのは、
「本を読んでる自分て、周りより優れてる」という優越感を得たいというのも目的の1つだったのかもしれない。
教師になってプロ教師になるためのセミナーに通ったり、本を読んだりしたのも、優越感を得たいという目的があったのかもしれない。
『学び合い』を、はじめて数年してから感じることは、全く優越感を感じない。
そりゃ学級は落ち着くし、学力は上がるんだけど、それは自分がすごいからじゃないし、
自分の成果じゃないから、誇れるものでもない。むしろ、もっとすごい『学び合い』学級や教師の存在を知っているからこそ、自分に足りないものは何かと考えるし、周りの先生たちが、自分に足りないものを持っていることに気づくと、劣等感ばかり感じる。
ただ、ネガティヴになるわけではなく、
もっと知りたい、もっと自分を高めたいと思ってるから、ポジティブな劣等感かなと思ってる。