『学び合い』の広がり①
『学び合い』は広がってほしいな、と思っています。(だから今の活動を頑張っています)
それは、職員室や学校内外で『学び合い』の考え方をもとに授業づくりのことを話せるようになりたいからです。
私は、授業のことを考えるのが楽しいし、好きです。『学び合い』でなくても、授業のことを周りの同僚とたちと話すことはあるので、そういう時はとても楽しいし、充実感があります。
もちろん、「10年後、20年後の子どもたちの幸せ」とか「教室の中で苦しんでいるあの子を救う」のようなことも忘れてはいないですし、大事にしたいです。学級経営も授業づくりもそれらを念頭にして考えています。
ただ、なんというかそのようなことを語ると「重く」なる気がします。
今まで何度かそういうことを経験しました。
だから、もっとフランクに、まずは授業のことから話せるようになりたいのです。そうして話しているうちに、きっと話している方の教育観に関わる話題になり、「10年後・・・」とかそういう話になると思います。
もっと理想を言えば『学び合い』の考え方の授業づくりについてもっと話したい。私は算数の授業を『学び合い』の考え方で単元の進行を考えているので、周りと進み方が全然違ってしまいます。だから、どうしても自分自身で検証していく必要があります。本当にこの課題でよかったのか、子どもたちにどんな語りがよかったのか、次はどうしていくか、などなど。
そういう検証作業を自分で行うことは当然のことなのですが、やっぱり『学び合い』の考え方を知っている人と「も」話をしたい。自分だけじゃ足りない。
理想は、各学年に一人くらい『学び合い』の考え方で授業づくりをしている方がいたらいいなと思います。
色々な考え方があっていいけれど、「あなたは『学び合い』(派)なのね」くらいに。
「ねえ、今算数、どんな風にやってんの?」
「僕は次の単元は『学び合い』でいこうと思います」
「私は◯◯でやってみようかな」
そんな感じの話が自然にあるといい。
『学び合い』を実践している私にとっては、
このような職員室になったら楽しいし、来たくなります。
私が今職場外で活動しているのはこうなりたいからです。
でも、「『学び合い』が広がる」って色々弊害もあるし、難しいとも思ってます。
②へ続く。