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イベント

学期末は「お楽しみ会」なるものをするクラスが多いです。

学活の時間を使って行うイベントのことなんですが、みんなで遊んだり、出し物をしたり・・・

この時期はクリスマス会みたいにするところもあるそうです。

 

さて、私も以前からこのようなイベントを学期末に行っていたのですが、今考えればおかしいな、ということをしていました。(先に言います。すみませんでした)

 

その一つに「お楽しみ会に参加できるのは、勉強が終わった人だけ」という縛り。

例えば、計算ドリル2回目とか漢字ドリル書き込み終わりとか。

そういう課題を終わらせた子は、ご褒美という形でお楽しみ会に参加していいということです。

 

私もほかの先生がそのようなルールにしていたので、真似していました。

そして実際にドリルがおわらずに、お楽しみ会の前半をドリルに費やす子もいました。

結局その子は、後半参加させることにしたんですけど、当時はこういうことを普通にやってました。

 

今ではこんなことはしません。

まず、ドリル系はお楽しみ会までに終わらせます。

終わるように前もってコントロールします。後何個あるとか、どのように進めていいかとか言いながら。

それでも、終わらなかったら諦めます。いや、そもそも「終わらせる」必要なんてないですからね。

「終わらせる」ための学習なんてなんの意味もないでしょう。

 

職員室にいると、「勉強終わらなかったからお楽しみ会参加させなかった」ような声が聞こえてきます。

いやあ、自分も同じことをしていたので、何も偉そうに言えませんが、何のためのドリル、何のためのお楽しみ会か話をできたらなあ、と思ってしまいます。

 

かくいう私のクラスは「学活」の学習として行うので、ドリルが終わっていようがいまいが関係なく

参加です。もちろん、ドリルは終わっているんですけどね。