『学び合い』soraの会、K先生の発表。
自分が叱られているようでした笑
「何でやってんの?」
「そもそもそれ必要?」
よくk先生の発信から見聞きしていたから、
その通りにネームプレートをはずしてみたり、
単元『学び合い』にチャレンジしたりしていました。
でも圧倒的に違うことがありました。
それはk先生のクラスの子どもたちがネームプレートに頼らずに周りに気にかけながら勉強していること。それも私が考えている以上のレベルで。
ああ、そうか。これが前提になっている、またはこれができるようにしているから、単元『学び合い』ができるんだ。子どもたちの学びに差ができても、ちゃんと気にかけてくれる集団。
そして、こうなるには、粘り強く子どもたちを信じて、任せて、語ってきたからなんだろうな。子どもたちの失敗もおそれずに、何度も試行錯誤させて。それも給食当番をはじめ、私が普段「手立て」をしてしまっているものまで。
私にはそういう前提がないし、やりながら作っていくこともできなかった。だから単元『学び合い』は失敗した。結局、子どもたちを追い詰めることにもなった。そう、私は単元『学び合い』をすることが目的になってしまっていたんです。
k先生は言いました。なぜするのか。
私はまだ、そんな集団に育っていなかったってことですね。もちろんそれは私の責任です。その件については「自戒をこめて」に書きました。
あとk先生の課題表や課題づくりの思考パターン、指導案をいただきました。
びっくりした。シンプル笑
色々付け足している自分は何がしたいんだろうなあ。結局、学びやすくしているだけなんだろうな。ああ、こんなことがわかっただけでも十分来た甲斐があったと思ったけど、最後にk先生に言われた言葉。
「ビギナーズは技術一辺倒になっていない?それが心配」
多分、優しく言っていただいたのでしょうが、私が『学び合い』をテクニック化に偏りすぎているのを見抜いていらっしゃったのではないかと思います。ビギナーズもだんだんそういう傾向になっていっています。
そもそもの趣旨は違うんですけどね。「もう一度本を読もう」です。いつのまにか、いろんな実践交流のセミナーに変わっていってしまってました。いやそれでもいい学びの場だったと思いますよ。私もいい経験になったし。
でもk先生が懸念されていたことは最もだと思います。結局何のために、なぜするのかがなくなり、私のようになってしまう人が増えることを恐れていたから。
ありがとうございました。