ビギナーズセミナー①
第5回福岡『学び合い』ビギナーズセミナー終了しました。
まずは、午前の部のふりかえりから。
お二人の実践発表
お一人は新任で西川研出身のWさん。仕事バリバリできるスーパー新任先生です。
仕事の効率化、初任としてのあり方、西川研のこと・・・『学び合い』のことは一つも言わなかったのは
「『学び合い』をしていないから」新任で『学び合い』をするのは、本人というより、周りからの攻撃によるリスクが大きすぎて、やらない方が無難なんでしょうね。残念ながら、教育現場にはまだ上下関係が残っていますからね・・・。わたしからしたら、こんなスーパー新任先生からどんどん学べばいいのに、仕事お願いすればいいのに・・・と思うんですけどね。なんか気に入らない方もいるんでしょうね。できる新任というのは。
もうひとりは、中学校の数学の先生、Y先生。
この方、とても真面目で、熱心。最近知り合ったばかりですが、本当に頼りになる仲間です。
この発表を「僕にさせてください」言ってきたほど。そして、先日からわたしと何度もうち合わせをしてきました。わたしは、彼のことを引き出して、話をまとめるサポートをしました。以前から思っていることなんですが、実践発表は、テクニックだとか話すより、その人それぞれの実体験を話す方がいいと思います。そこに、その方の人間性や教育観があらわれるはずですから。そして、『学び合い』ってそういう教育ですよね。
だからそれでいい、と背中を押しました。
そして、当日は以前の打ち合わせ以上に落ち着いていい間をとって話していました。
以前の学校での生徒との出会い、『学び合い』を実践してみてうまくいかなかったこと、西川先生に相談したこと←これが彼のすごいところ、地元の中学校に勤めるようになったこと、家族のこと、今うまくいっていないこと・・・などなど。
やっぱりこういう話が心に響きます。みんなそれぞれ悩んでいるんだよな・・・
ってことがわかっただけでも大きいです。
そしてそれからフリートーク。わたしは全体を見渡してつなぎ役を担いました。
今回失敗したなーと思ったのが、映像がなかったこと。
そこで、会場内に『学び合い』の動画もっている人がいないか聞くと、N先生、さすが。もっていました。
そして、そのまま『学び合い』の説明会。もう一つの実践発表になるほどでした。
なんとも頼もしい。
わたしはウロウロしてつなげるだけ。『学び合い』のこと全然しゃべることもありませんでした。
一つよかったのが、春から教員になるという大学生の方々に授業見学を勧めることができたこと。
やっぱりクラスを見てもらった方がいい。そう思ったので、声をかけてみました。
というわけであっという間に午前の部終了。
ひとまずわたしの仕事は果たしたかな・・・という感じでした。