おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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跳び箱

目標①「全員が跳び箱4段の開脚跳びができる」

目標②「とびばこカードにかかれている技に挑戦する」

目標③「開脚跳びのポイント3つを生かしてとべる」

 

で、4時間授業しました。

この中でも目標①を大事にしようと声をかけました。

 

 

そして4時間の授業。

じっと見守っていました。

時折アドバイスをしながら。

見守り続けると子どもたちの姿から色々気づくこともありました。

 

そして、最終日の今日、①が達成しませんでした。

よく頑張ったと思います。

全員達成するために、自分のすることとうまくバランスをとっていた子

全員達成するために、ひたすら教えていた子

全員達成するために、練習し続けた子

 

達成はできませんでしたが、この過程にさまざまな学びがあったと思います。

「一人も見捨てない」姿があったと思います。

 

しかし、今回は「とべた」ということだけ私がサポートしようと思いました。

なぜならそれが「できる」からです。

これは私が過去に学んだ、「技術」です。

そして、数分後、全員がとべました。

 

子どもたちも、とべた子も大喜び。

でも、喜べたのって、とぶためにずっと試行錯誤してきたからだと思います。

教師がとばしてみても、それはたしかに嬉しいでしょう。

でも、ほかの子たちはそれを共有できるかわかりません。

やっぱり一緒に頑張ったからこそ、喜びを共有できるのではないかと思います。

 

また一つ、私の『学び合い』に幅が広がりました。

教師が「できる」ようにできるんだったら、最後にしてもいいんじゃないか。

と。