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⑤YOUはどうやって・何のために実行委員長へ

 

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【第5話 実行委員会の活動はじまる】

 

 

第4話 http://f-manabiai.hatenablog.com/entry/2019/08/10/230518


静岡大会では、福岡の誘致だけでなく、自分自身が福岡の代表と思って、たくさんの方に顔を覚えてもらおうと思っていました。この時、たまたま昼食を買いにコンビニへ同行させてもらったのが、Ym先生、まさかその後、こんなにたくさん関わって頂くことになるとは思いもしませんでした。また、奈良のAkさん、某出版社のYさん、大分のT先生、そして静岡の方々との再会・・・福岡で再会することになる方々と静岡でお会いすることができました。どの方も熱意に溢れた方で、この方々に福岡の会の魅力を伝えたい、そういう想いで静岡をあとにしました。

 


さて、福岡に戻った私は、まず会場探しに取りかかります。

実行委員長になることを決めてから、福岡の会場事情は下調べしていたものの、

もっと心配していたのは、

 


・金額

・期限

 


でした。

申込みは大抵一年前から。そして、申込み時に資金がいる。

開催を決めるまでは申込みをするわけにはいかないので、保留にしていたけど、いざ決まって会場を探してもなかなか決まらない。色々と調べているうちに、今回の開催場所である、

西市民センターがつかえることがわかりました。しかし、それにはいくつかの制約がありました。(これは詳しく書けません)

 


私は、早速決断を迫られました。

その制約を受け入れ西市民センターを使うのか、資金を準備して制約なしで行うのか。

その時考えたのが「なんのために福岡でフォーラムを行うのか」

結果、「福岡の教育をよりよくする」「福岡の『学び合い』事情を少しでもプラスにする」という福岡のことを考えた選択をすることにしました。

 


2018年の8月中、そのあたりでかなり悩みました。

「なんのためのフォーラム」「どんなフォーラムに」をずっと考え続けました。

はじめの実行委員会で、

「どんなフォーラムに?」をたくさんあげてもらいました。

 


まずあがった意見が、

 


・保護者を呼びたい

・同僚の先生たちを呼びたい

・困っている人とつながりたい

 


というものでした。

たしかに福岡の会はいつも、そのようなことを考えていました。多様だからいい。いろんなつながりがあるからいい。そして困った時の駆け込み場所でありたい。自然な流れだったと思います。

 


ほかにも

「◯◯先生を呼びたい」

「これからの教育を考えられるようにしたい」

「一人も見捨てない理念が伝わる内容だったらいい」

 


様々な意見をだしながら、少しずつ何を目指していくか、どんな内容にするか、年末まで月一回集まっては、考えていきました。話し合いの結果、ゲストに苫野一徳先生をお呼びすることにしました。苫野先生とつながりの深い、M先生の存在が後押ししました。彼は2017年の春に新任でありながら、福岡の会に現れ、様々なことを私たちに教えてくれました。私も彼の経験や学ぶ姿勢からたくさん刺激をうけました。福岡の会のメンバーにも苫野先生の本をよんで、感銘を受けた方多かったので、苫野先生をゲストにすることは自然に決まりました。

 


他の内容は、福永さんの一人芝居をいれること、これは一番はじめに決まり、あとは、福岡のメンバーで構成するような流れになりました。私もそれでいい、と思いました。「全国大会」と名のつくものだから、全国で有名な方をお呼びするのが筋かなと思っていましたが、

福岡の会には、全国に発信する力をもったメンバーはそろってる、と思いました。

 


実行委員長の私は、内容を検討すると同時に、ゲストに決まった苫野先生に会いに行くこと、本をなるべく多く読むことを冬の間の目標としました。そして2019年の2月に熊本の「教育を盛り上げる会」に参加し、苫野先生に会いにいくことになります。実際に講演を聞いて、「間違いない」と感じました。本を読むのはもちろんいいけど、やっぱり直接話を聞く方がいいと思いました。また、「教育を盛り上げる会」のプログラム内容もとても充実していましたし、熊本にはBさんをはじめ、教育に熱い方が多く、福岡に帰ってからその後の実行委員会で、その時のこと、苫野先生と我々が対話を行うプログラムを作ろう、と提案しました。

 


気づけばあっという間に3月。

フォーラムを意識して、4月当初に一人芝居と、参加者がつながり合うプログラム、

『学び合い』体験をいれたセミナーを行うことで、フォーラムのイメージをつかむことを狙い、企画を進めました。2月のビギナーズで来ていただいた、くわまんさんのアドバイスが構成づくりにとても参考になりました。

 

第6話

http://f-manabiai.hatenablog.com/entry/2019/08/10/230907