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もやもや感

 ちょっと関心があって、読んでみました。

「承認欲求」の呪縛 (新潮新書)

「承認欲求」の呪縛 (新潮新書)

 

 この「もやもや感」は何だろうか。

うーん、魚の骨がのどにつっかえた感じ。

一応最後まで読んだけど、最後までその感じはぬけなかった。

 

本の内容について「批判」するような分際でもないんですが、

「この本、結構ひどくないですか?」が正直な感想。

 

結局何が言いたいのかというと「「承認欲求」に振り回れると危険だよね」なんでしょうけど、

なんかその例えがあまりにも、稚拙というか、なんでもかんでも当てはめすぎなような。

有名人とかオリンピック選手とかのことを例にあげて、「日本人の弱さが出た」とか言っちゃって

それは「「承認欲求」の呪縛だ」って言い切る。

一応解説はしているけど、ちょっと無理矢理すぎじゃあないか、と思うものばかり。本人に聞いたのそれ?って

思っちゃう。

他にも、誰かに聞いたとか、調査したとか、データがとか一応書いたり、引用したりしているいるけど、

「根拠といえるのかそれ」ってのばかり。一番がっくりきたのが、学校のSNSの問題について1ページくらいでサラッと述べて、あとは「学校と親がしっかり教えるべき」って「えー!」

 

 

ツッコミどころ満載だったけど、最後まで読んでわかった。

「この本は書き下ろしです」と。

ああ、なるほどひとまず根拠とかそういうのはだいたいでいいから、

いろいろ例あげて書いてみました。ってことか。

 

「って、それでいいのか!」

 

Amazonのレビューが高評価だったこともがっかり。

大した読解力のない、自分でもこの本のひどさは言えるぞ・・・。

色々信じられないな・・・。