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けテぶれ

「けテぶれ」宿題革命! https://www.amazon.co.jp/dp/4313653775/ref=cm_sw_r_cp_tai_ra3mDbRFM6VNY

 

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最近、Twitterで話題になることの多い「けテぶれ」

その実践方法が丁寧に解説されています。

この本を読みながら実践していけば、きっと効果が現れるのではないか、と思います。

私は「ドリル◯ぺージ」のような宿題を出してはいなかったものの、「けテぶれ」ほど、丁寧かつシンプルに

「学び方」を教えていたわけではなかったので、次の学期からの参考にさせてもらいたいな、と思います。

 


「そもそも宿題は何のためにあるのか」

「基礎学力をつけるため」「学習習慣をつけるため」

いろいろな意見があると思いますが、宿題が一部の子どもたちにとって

「やりたくないもの」「勉強嫌いにつながるもの」になっては本末転倒かと思います。

 

授業で終わらなかったことを宿題にまわしたり、

学校でわからない問題を家でやらされたりしたら、

そりゃあ宿題や勉強は嫌になるでしょうね。

 

一方で勉強ができる子にとっては、わかりきったことを宿題で勉強するのは、無駄な時間だろうなと思います。

習い事の多い子にとっては、睡眠時間を削ることになる。子どもたちの課題は1人ひとり違っているし、

家庭のこともそれぞれ違のに、同じ量の課題をだしつづける「宿題」は「革命」すべきことなのかもしれません。


「けテぶれ」はそんな宿題を「革命」しようとする実践。

ただし、宿題を革命することは、あくまで通過点だと思います。

著者があとがきで「多くの子どもたちに学ぶことの楽しさに出会ってほしい」と書いているように、宿題に限らず、授業や様々な学習活動における子どもたちの「学び」が変わり、「自立した学習者」になることが、「けテぶれ」が目指すものではないか、と思います。