天気の子
今日公開の「天気の子」を観ました。
以下ネタバレありの感想を
個人的にはリアル➕ちょっとファンタジーが好きなだけど、
この映画は、ファンタジー色が強いながらも、リアルもがっつり入っているので、なんか違和感を感じてしまった。「拳銃」「警察」「ラブホ」「家出」「孤児」「バイト」あたりは、リアルなので、それをぶっ飛ばしちゃうと「え、その設定あり?」みたいに思えてしまう。「警察から脱走しすぎでしょう」「犯罪じゃん・・・」
って気になる。なんか、そういうところで見ていて冷めてしまった。
この映画のテーマはなんなんだろうか。「異常気象なんて言っているけど、異常なんてない。それは人間が勝手に決めたこと」「世界がどうなろうとも、大事なことを目指したい」「晴れの日は、人の心をよくする」なんてことなのかな・・・。いまいち言葉にしにくい。
とはいえ、絵は綺麗で、音楽もとても聴きごごちいい。
アニメだけど、ぶっ飛んだ動き方をするわけでもないし、スーパーマンでもない。
そこは、とてもいいなと思う。
新開誠さんは、やっぱり「都会」(東京)「高校生」ってのが好きなのか、それが人々の心に届くと考えているのか・・・やっぱり多いよね。自分は東京ってやっぱり遠いところだから、あんまり親近感ないけれど、「高校生」っていうあのなんとも言えない純粋さみたいなのは、心動かされるなあと思う。
なんかもうちょっとましなことをかけたらよかったんだろうけど、これが限界。
もう少し映画のことを振り返りながら、考えてみようと思うけど、個人的には「君の名は」はよくできていたと思います。