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いじめ考察③いじめを破壊できるのは教師。しかし。

いじめの原因は教師だと書きました。

もちろん、それだけではありません。

子どもが「いじめ」を起こす原因は多種多様に思います。

人から聞いた話ですが、なんて残酷なことか・・・と思うこともあります。

 

さて、「いじめ」ですが、破壊できるのは教師だと思います。

しかし、見つけたときにはかなりひどい状態になっていることもあるでしょう。

見つけ次第早く手を打ちたいものです。そして被害を受けた子どもを早く救いたい。

 

 

私が考える、いじめを破壊するまでに必要なことをあげます。

①いじめの実態調査

②実態を個別または全体の場で確認。

③指導。「いじめ」という行為はいかなる言い訳をしても許されることではない。

④責任の取り方

 

※①〜④について詳しく書いていると、ちょっとリアルすぎるので、控えることにしました。

 

「破壊」と書きました。もう子どもたちでは解決のしようがない状態なので、「破壊」と考えています。

そして根こそぎ破壊しなければ、また同じことが起こるでしょう。

 

そのために必要なことは、

日頃から子どもたちに一貫して語ること、信頼を得ておくこと、だと思います。

こればかりは「こう」という正解はありません。

私は、とにかく気持ちをこめて語ります。涙が出そうになったり、声がつまったりすることもあります。

「何を言っているのかわからないけど、先生は絶対にダメだと言っている」が伝わればいいか、と思っています。

 

 

「いじめ」は起こしてはなりません。

「いじめ」によって苦しむ子がいる限り。

しかし、矛盾したことを言います。

「いじめ」は起こります。

「いじめ」を経験して子どもたちは学びます。

子どもは失敗して学ぶものです。

 

いじめを苦にした子、親にこんなこと言えませんね。

本当に自分自身も矛盾しているな、と思います。

 

いじめは防止する。でも起こってしまったら最小限で破壊する。

でも傷つく子がいる。それが我が子だったら、子どもたちの成長のために犠牲になるのか・・・

それは納得いかない。

 

まだまだ、私も修行が足りません。

 

 

おわり