それでも僕は立ち上がる
価値の感じられない校内研究に、勤務時間外も含めて拘束された時
「この授業が先生たちのプラスになれば、それが学校の子どもたちのプラスになる」という想いでやったけど、結局その期待はかなうことはなかった。
後輩の先生に対して
「この先生たちにプラスになれば、それが各クラスの子どもたちのプラスになる」という想いで仕事をしたり、代わりに授業をしたりしたけど、目に見えた形でそれがかなうことはなかった。
結局、僕の人間力のなさや、実力のなさがその結果を招いたんだとは思うけど、
一方で、「もっと反応があってもいいだろ」という少し傲慢な気持ちもあった。
それだけの時間と労力はさいてきたつもりだ。
でも、期待通りの結果に終わることはない。
最初から期待なんてしなければいいのに、全力を尽くしてしまう。
期待通りにならなかった時に、落ち込むことは分かっているのに。
ただ、チャンスというのは急に、舞い込んでくるものだ。
今まで誰も見向きもしなかった人が、思わぬ評価をしてくれるものだ。
そして結局僕は、また立ち上がる。そしてぶつかっていく。
また期待通りにならなくて、落ち込むことになるかもしれないのに。
いいんだ。それでいいんだ。
したたかにやれば、きっと結果がでる。
そう信じて、僕は立ち上がる。