おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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もうやめたらいいのに、学校のアレ。

研究授業ですよ。

 

それも前例踏襲、昔から受け継がれてきた型の研究授業。いい加減やめよ。

最初に断っておきますが「研究授業」がダメだということではありません。

 

時間と労力だけやたら食って、得られるものは教師の自己満足。

全然子どもの望んだものではないし、子どものために本当になっているか怪しい。

その諸悪の根源が「仮説検証型」の研究授業だと思っています。

 

だいたい「ーーならばーーーなるだろう」って、自然科学では当然でも、人に対してそんなこと簡単に言えるのか、と。気になるあの子の心さえも動かせやしないのに。んで、その仮説を実証していくために、延々長ったらしい指導案に時間をかけ、教材づくりに時間をかけ、決められた時数や授業時間は平気でオーバー。ついていけない子は全然ついていけず、無理矢理教師のペースに合わせられる。

 

準備のために夏休みも放課後も土日も費やしている時点で、時代に逆行しているのに

誰も「やめよう」なんて言わない。「これくらいするのが研究授業」という不文律のもと、

子ども置いてけぼりの何でもアリが横行。

 

もう私にはこういうのは耐えられないんですよね。

だって、誤魔化さない教育をずっとやっていますから。

子どもたちに思ってもないことさせるのなんて苦痛でしかない。

 

仕事だからそれも折り合いをつけないといけないのは分かってますよ。

だから、表向きは付き合いつつ、内心は全然力を入れず。

形だけ整えるのは得意だから、とにかく終えてしまうことに集中する。

 

ま、孤独な戦いをしてきたわけですが、そんな私のよき理解者となりうる研究を見つけました。マジでこれ。日本一。これだよこれ。研究授業に疑問を持つ、日本中の先生に読んでほしい。

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