デジタル・シティズンシップ教育
「シティズンシップ教育」という言葉、数年前にとある本を読んでいて知りました。
当時の自分には「これだ!」と思ったことをよく覚えています。
その時私は「どんな子どもを育てたいのか」ということをずっと考えていました。
きっと、自分の「語り」を試行錯誤していたからだと思います。
もやっと「自分の人生と自分の周りの社会をよりよくする人を育てる」と考えていたので、
「シティズンシップ教育」というのはピッタリだなと思いました。
もちろん「シティズンシップ教育」の方がもっと深く、広い概念なんでしょうが・・・。
さて、今日は「デジタル・シティズンシップ教育」を学びました。
一人一台端末が導入され、「インターネットの付き合い方」がより必要感が増したことで
注目されるようになったと思います。
今日のお話の中で「善き使い手」「善き社会の作り手」という話を聞いて、上に述べた「シティズンシップ教育」のことを思い出しました。「デジタル」がついても、基本的には同じなのでしょう。
よりよいクラスを創れる人は、よりよい部活を創ることができ、よりよい職場を創ることができる。一人ではできなくても、誰かの力を借りればできる。良くするかどうかは自分次第。
そういうことをずっと語ってきた私にとっては、あまり違和感がないことです。
さて、これからの学校教育はどうなっていくのでしょう。
大きな変化を余儀なくされているのに、今までの考え方に無理やり当てはめているといった感じです。
禁止、強制、抑圧
いったいどうすればこのような価値観を変化させることができるのでしょうか。
それを考えていくことが、私にとっても「シティズンシップ」なのでしょうね。