ICTで『学び合い』はできるのか?
ICTを使って『学び合い』をしたいのですが、
実践例はありますか?
と聞かれることがあります。
質問に対して質問で返して申し訳ないのですが、私はこう答えます。
「あなたはどんな教育、どんな授業をしたいのですか?それによってできるかできないか変わります」
つまり、『学び合い』のポイントを抑えていたら、ICTで『学び合い』はできますし、その方が考える『学び合い』がICTではできない、というならできないです。
これ、とても大事なんですよね。
私はと言うと、
ICTを使って『学び合い』はできるか?
と聞かれたら、ICTがあろうとなかろうと、関わりさえできれば、できる。しかし今は関わりを制限されているから、できない、です。
『学び合い』は考え方
こう言われることあります。
でも、そこで止まっていたのが過去の自分。
考え方で、形があるわけではないから、一斉授業でも『学び合い』はできる、と思ってました。
いや、そんなことはないですね。僕の考える『学び合い』は、一斉授業じゃできない。また、ICTを使ってするのではなくて、ICTを使いたければ使ってするのが僕の考える『学び合い』です。
じゃ、僕の考える『学び合い』ってなんだよって話なのですが、、、
2時間くらい語っていいですか?笑
そう、言葉にできないんですよ。
形にないから。
だから、子どもたちに語るしか伝わらないし、
他人には対話でしか伝わらない。
その形のないものを具体化したのが、僕の実践であり、一言で言えば「よりよく学び、よりよい人生を生き、幸せをつかむべく、学び続けること。」です。
つまり、最初の質問は、この一言をICTで使ってできますか?と聞かれてるのと同じなんですね。だから、質問させてもらうんです。
今回は個人的にかなり大事な話だったと思いますが、どうでしょうね。