学校の先生らしいよね
学習発表会という行事がありました。
それぞれの学年ごとに、合奏、歌、劇などを発表する行事です。
春の運動会、秋の学習発表会というように、1年間の中で大きな行事でもあると思います。
コロナを機に、多くの学校では中止していましたが、私の勤める学校では復活しました。
まだ中止し続けている学校、もう辞めた学校もあるようです。
さて、この行事は、先生たちの「個性」が、色濃く現れる行事だと思います。
音楽が好きな先生がいる学年は、音楽に熱が入るし、
演技に熱が入る先生、こだわりのある劇をする先生などなど、
発表を見れば、すぐにそれが分かります。
私はそれを見るのが好きです。
働き方改革と言われ、いろいろなことを削減してこう、変えていこうとする流れが
今の学校現場にはあります。もちろんそれは大事です。
しかし、先生たちの「こだわり」とか「個性」とかまで改革したり、削減するのは
もったいないなと思います。時間も労力もかかりますが、一つ何かを子どもたちと作り上げていくことは、学校の先生としての魅力なのではないかと思うからです。
私も音楽の指導をずっと続けてきたので、この行事だけは力が入ります。
子どもたちには「付き合ってもらっている」という認識を持ちつつ、
「引っ張っていく」ことをこの行事に限ってはやります。
土曜授業日。今日は保護者向けの発表です。
せっかくだから楽しんでいきたい、そう思います。