ふっと湧いた答え
「学力の厳しい学校で『学び合い』はできませんよね」(「学力の厳しい」という表現はおそらくテストの点数が低いとか、四則演算がうまくできない子が多いとか、そういう意味だと思います。)
こんなことを半年ほど前に聞かれて、自分としても納得のいく回答が思いつかないまま、今に至りましたが、ふっと答えが湧いてきました。
「ええ、できますよ。先生方が子どもたちを信じて、任せることができれば、できます。この子達は無理だ、と思えばできません。子どもたち全員をわかるようにしたい、幸せにしたいと願うことに、厳しいとか優秀とか関係ありますか?先生が子どもたち全員をわかるようにしたい、幸せにしたいと願っているなら、一斉だろうとグループだろうと、あのごちゃごちゃした感じだろうとなんでもいいと思いますよ。でも「全員」「一人も見捨てない」を目指すとやっぱりあのごちゃごちゃした感じにたどりつくんです。結局。ただ一つ断っておきますが、あのごちゃごちゃした感じができるかどうかは分かりません。あのごちゃごちゃ感を勉強に向かわせるにはそれなりのテクニックが必要ですからね。」
こんな感じかな。。