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評価

「評価規準を決めて、ご提出ください」

 

教務から提案があり、学年主任として、作成することになりました。

そこで、現在の通信表の文言と、昨年度の評価規準を参考に作成することにしました。

 

最初は、「昨年をベースに」と考えていたので、すぐに終わるかな・・・と思っていたのですが、

当たり前のことですが、昨年は昨年の先生たちが作成したものなので、私の考えと違います。

 

いろいろ読んでいくうちに、思うことがあり(批判になるので、控えます)

ちょっと時間をかけて作成することにしました。

 

もしかしたら、これは自己満足の世界になるかもしれない・・・という思いもよぎりましたが、

やっぱり、子どもたちをどう育てるか、どんな力をつけるのかっていうのは授業を行う上で教師が考えておかなければいけないことだし、それをきちんと評価することで、子どもたち自身はもちろん、教師も授業や子どもたちへの関わり方を見直すことになるだろう、と思うので時間をかけることにしました。

 

ある程度作成したところで、これは後輩の先生たちに伝えるべきかな、ということも思いました。

確か、来年から新要領になって評価の観点が「主体的に・・・」

だったので、を以下引用。

 

中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会 「児童生徒の学習評価の在り方について(報告)」平成31年1月21日

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/gaiyou/__icsFiles/afieldfile/2019/01/23/1412838_1_1.pdf

 

 

以下抜粋

 

4「主体的に学習に取り組む態度」の評価について 答申では、「『主体的に学習に取り組む態度』と、資質・能力の柱である『学 びに向かう力・人間性』の関係については、『学びに向かう力・人間性』には1 『主体的に学習に取り組む態度』として観点別評価(学習状況を分析的に捉え る)を通じて見取ることができる部分と、2観点別評価や評定にはなじまず、 こうした評価では示しきれないことから個人内評価(個人のよい点や可能性、 進歩の状況について評価する)を通じて見取る部分があることに留意する必要 がある」とされている。
また、「主体的に学習に取り組む態度」については、挙手の回数やノートの 取り方などの形式的な活動ではなく、児童生徒が「子供たちが自ら学習の目標 を持ち、進め方を見直しながら学習を進め、その過程を評価して新たな学習に つなげるといった、学習に関する自己調整を行いながら、粘り強く知識・技能 を獲得したり思考・判断・表現しようとしたりしているかどうかという、意思 的な側面を捉えて評価することが求められる」とされている。
また、答申において、「このことは現行の『関心・意欲・態度』の観点につい ても同じ趣旨であるが」、上述のような「誤解が払拭しきれていないのではない か、という問題点が長年指摘され現在に至ることから、『関心・意欲・態度』を 改め『主体的に学習に取り組む態度』としたものである」と指摘されている