昔先輩に教えてもらったアイデア?実践で、「名前ビンゴ」というものがあります。
5×5のマスにクラスの子の名前を書き、後からクラスの子の名前を順不同で読み上げ、ビンゴを行うというものです。クラスの子の名前を書く時に、「会話をしたら、サインをもらう」という約束にしておけば、ちょっとした関わりを作る遊びになります。
今日は、久しぶりの登校。しかも雨。
朝、学校に来る子どもたちはどんな気持ちで学校に来るでしょうか。ワクワクしている子、だるいなと思っている子、ちょっと不安な子・・・色々でしょう。でも、せっかく来たのに、誰とも話ができなかったら、がっかりだと思います。
今年は、そんなことを考えながら、朝来た子からこのビンゴをしてみることにしました。「朝来たら、先生のところにおいで」と黒板に書き、来た子と一人ずつ話をしました。久しぶりに私に会って、照れくさかったり、緊張したりしている子が多かったですが、会話をしていると少しずつほぐれてきたようでした。そして、ビンゴカードをわたしました。
ビンゴカードをもらった子から、会話がスタートして、人数が増えてくるとワイワイ盛り上がっていました。男子と女子で少し恥ずかしそうに話している姿もみえました。一人になる子がいないか、少し不安でしたが一学期に積み上げてきたことが残っていたようで、みんな楽しそうでした。
朝の時間だけでは時間が足りなそうだったので、夏休みの課題を集めている時間も行いました。いつもだったらこの時間は子どもたちを待たせるだけになってしまうのですが、子どもたちはビンゴカードを埋めるためにワイワイ盛り上がっているので、全然無駄になりませんでした。
ビンゴの景品は、もらったら嬉しいけど、羨ましいと思わないものにしたので、笑いながら終えることにしました。今日の振り返りジャーナルには「久しぶりにみんなに会えてよかった」と書いている子が多かったです。
今日のアイデアがとてもよかったかどうかわかりませんがいいスタートは切れたかな?子どもたちが「学校いいところだな」って思えるようにこれからも努力したいです。
そして、力をつけていくよ。生き抜くための。