僕にはできないこと
明日から3学期。
今日、職員室で話題になったことは
「黒板のメッセージ」
多くの先生たちが、子どもたちに対して黒板にメッセージを書いたり、
絵を描いたりしているそうです。実際に見せてもらったら、そりゃもう素敵な
黒板が出来上がっていました。
「うわあ、すげえ。俺にはできねえ」と思ってしまうほどです。
それに引き換え、私のクラスの黒板は、
絵もメッセージも何もなし。
1日のやることがただたくさん書いてあります。
理由は単純、やることがたくさんあるから。
そしてそれを充実させたいから。
多くの職員室では、前方の黒板やプリントに、休暇中の仕事について
細かく記載があると思います。私たちは、それを見て仕事のスケジュールを把握し、
1日にすべきことを考えます。
私のクラスの黒板はそれと同じです。
実は、黒板メッセージや黒板アートにチャレンジした年もありました。
書いている時は、とても楽しくて、「明日から子どもたちが来るな」とワクワクしていました。だからそういうことをする先生たちの気持ちは何となくわかります。
でも、やめました。自分に合わない(笑)
それよりもちょっと早く教室に行って
「よっ!」と子どもたちに声をかけたり、休み中の話を聞いたほうが
自分に合っていると思ったからです。
メッセージやアートに時間をかけない分、
明日や今週の授業の準備には時間をかけました。
スタートというのは、やっぱり加速しやすいもの。
「よし勉強するぜ」という気持ちを一気に高めていきたい、
それが私らしい学期のスタートです。
そう、だから私のクラスの3学期のスタートは、事務作業を終えたら、
授業です。