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#11 はじめの5冊を攻略する①

育児休業中にやりたかったこと、それは

『学び合い』はじめの5冊を攻略する

です。

 

『学び合い』はじめの5冊とは

t.co

 

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『学び合い』の「はじめの5冊」

です。

 なぜ、「攻略」したかったか、簡単に言えば

 

どの本のどこに何が書いているか、分からなくなる

 

からです。

『学び合い』を実践していると色々な「迷い」が出てきます。

その「迷い」の「答え」のほとんどは本に書いてあり、西川先生も「本に書いてあります」とよく発信をしています。しかし、どの本のどこに「答え」が書いてあったか、だいたい『学び合い』関連本に目を通している自分でも分からなくなることがありました。そこで、2018年に「福岡『学び合い』ビギナーズセミナー」 を開催する際、もう一度『学び合い』関連本を読み直し(その当時ははじめの4冊と言われていました)すべて項目を書き出して、整理して、ビギナーの方々に答えられるようにしました。

 

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この経験を通して「どの本に何が書いてあるか」だいたい把握でき、参加者の質問にも答えられるようになりました。質問に答える時は

「私の経験では〜でした。〜考えます。本にはこのように説明されています」というように答えていました。『学び合い』は膨大な学術データに基づく理論ですから、それをまとめた本を根拠にしないで、自分の経験だけで語るのは、質問者に嘘を教えることになる、と考えたからです。

 

なかには、本を読まずに質問をしてくる方もいます。

他校で『学び合い』の研究授業の講師として呼ばれた時も、本を読んでいない方が多いです。そういう方に対して、説明する時も常に「どの本のどこに書いている」ということを念頭にしながら、説明するようにしていました。これは『学び合い』を正しく伝えるための、私なりの試みです。

 

 

それからしばらく経ち、『学び合い』の本を自分も書いてみよう、と思うようになりました。でも自分の実践を本にするなんて、正直自信がありません。しかし、「「はじめの5冊」を攻略する」本なら自分でも書ける、欲しい人もいるだろう、と思いました。そして4月からもう一度これらの本を読み返し、まとめて、いるところです。

 

では、今現時点でどこまでまとめたのか、つづきの②で書こうと思います。

 

 

p.s 西川研究室の方々が、動画で「はじめの5冊」を紹介していました。

やっぱり動画はわかりやすいですね。引用させていただきたいと思います。

 


西川研究室が選ぶ『学び合い』入門書5冊!