#10 引きこもりをして気づく自分の特性
5日間、引きこもり生活をしていました。
一言でいって
引きこもりは自分には合わない。
です。多分、自分は仕事して色々と忙しくして、その合間に自分の好きなことして、家族と過ごして・・・という目まぐるしい生活の方が合っているんだと思います。多動で、注意散漫なんでしょうね。仕事をしている時は「自由」に憧れていましたが、いざやってみると「合わない」なんとまあ、わがままなものです。
さて、引きこもりをしてみて、そのような自分の「特性」に気づきました。でも、その「特性」とどのように向き合っていくかについても、
考えることができました。
幸い、3月に休校になってから仕事に余裕ができたので、朝ランニングをする、という習慣をつけることができました。これはこの引きこもり生活でも行いまいたし、その効果の大きさを実感することができました。
やっぱり体は動かした方がいい。
僕の場合はそうなんだと思います。
ちなみに、そのきっかけを作ってくれたのが、この動画。
コロナ禍でテレビやネットの情報は持ちきりなのは、だいたい想像はつきますし、今週は緊急事態宣言も出されたので、時々テレビをつけると、どこの局もそのことばかりやっていました。食事の時にちょっとだけつけるだけでもだいたい分かったのですが、話題は毎日一緒ですね。正直、もう自分のすべきことは、「外出自粛」なわけなので、特別何か情報は必要ありませんでした。
そこで、テレビをつけることをやめ、ネットの情報に触れることもやめて、情報源は新聞だけにしました。これが案外よかったです。新聞の情報って、事実が基本的に並んでいるから、テレビのように煽られた情報ではので、自然に受け取ることができます。これはいいな、と思いました。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者:ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
ちょうどこれを読んでいたのもよかったのかもしれません。
新聞に載せてあったデータを見ていると、あれ・・・?
素人の自分でもテレビで騒いでいることと何か違くないか・・・と思えることがたくさんありました。今の日本は、この本に紹介されている「恐怖本能」に動かされている面は大いにありそうです。
朝、ランニングをして、新聞を読んで、筋トレを少しして、朝食を食べて
これで私の1日はスタートします。これは5日間毎日続きました。桜の咲いている公園を通るのですが、だんだん桜が散って葉桜になっていくのも分かりました。寂しい春になってしまったものです。
さああとは、1日をどう過ごすか色々試しました。
やったことは、
『学び合い』の本のまとめ
SNSでの発信、ブログ
オンライン英会話の予習と復習
youtube聴きながら、掃除洗濯料理
ファクトフルネス読む
英語の映画観る
ZOOM会議
です。これも集中できなかったり、ダラダラ過ごしてしまったりを色々繰り返しているので、そんなにパーフェクトにできたわけではありません。
ただ、やっぱり思うのは
引きこもりは自分に合わない
ということですね。人の少ない時間に少し散歩したり、人と接触をしないように、日用品や食料品を買い出しに行ったりしながら、うまく気持ちをコントロールしていたわけですが、やっぱり外にでないのはしんどい。ウロウロしたい。でもできない。
何より会話が少ない。
ことがストレスなんだろうな、と思います。
3月は仕事をしながら、「子どもたち、自宅待機で大変だねえ」なんて
他人事のように思っていましたし、「自宅で勉強や家事の手伝いをしましょう」なんてお便りを学校から出していたわけですが、
引きこもり結構しんどいよ
ってことがよーーーく分かりました。
いや、引きこもりでもいい、って子も大人もいるでしょうから、人それぞれだとは思いますがね。
休校が連休あけまで続くのでしょうけど、引きこもっていてストレス溜めている子どもたちや保護者もたくさんいるってことを、自分が身を持って経験しました。
土日は家族と過ごせそう。よかった。しばらくこの生活と離れます。