おに先生のブログ

小学校の先生のブログ 『学び合い』やってます

#13 新型コロナについて考える②

つづきです。

 

外出自粛ということで、家で過ごす時間が増えました。

いつまでもダラダラテレビやネットを見ていても時間がもったいないので、自分にできることを考えてしているわけですが、新型コロナのことが気にはなるので、朝と昼だけ短時間テレビをつけて、観るようにしていました。毎日目にしているうちに、だんだん分かってきました。

 

・恐怖を煽るようにできている

・モラルのない人を叩く

・噂が好き

 

だいたい、お昼の情報番組なんて、芸能人の不倫がどうだかとかやって番組でくだらない、というか観る機会もなかったのですが、こうやってずっと家にいると、こんな番組を多くの人が目にしているから、妻を含めて影響を受けているんだろうな、と思います。

 

私もよくメディアを非難するような文章を目にすることがあり、「メディアってね」とか思っている節もありましたが、実際にこうやって毎日目にしていると、別に悪意があるわけではなくて、自然と「恐怖を煽る」「モラルのない人を叩く」構成になっているだけのような気がします。というより、そういうのを「観たい」とついつい思ってしまうんだと思います。

 

小学5年生にメディアの発信する情報を自分で取捨選択できるようにならないといけない、と社会科で学びますが、本当にそんなことできるのか、って思います。意識しないと絶対に影響を受けると思います。だから私は意識して、「情報を入れない」ようにしていました。①でも書いたように、対策はもう分かっているんですから。

 

一方で、「恐怖を煽る」「モラルのない人を叩く」ことで

「自粛」という形でも、人の流れを少なくし、社会に「コロナの蔓延を防ごう」という雰囲気を作ることができたのは、すごいことだと思います。

他国は「禁止」して、罰を与えないと止まらなかった人の流れを、「ご遠慮ください」で少なくしたんですからすごいことだと思います。

 

ただ、いまだに外出する人を取り上げて叩いたりすることで、なんとなーく「ギスギス」感は生まれてきていると思います。「なんでマスクしてないのよ」「なんでウロウロしているのよ」いわゆる「空気読めない」人を排除しようとする意識。これって、間違いなく「いじめ」と同じ構造だと思うんですよね。

 

小さい市町村に感染者が出たら、一気に村八分のごとく叩こうとする。

落ち着いて考えたら数万人の人口の都市で「2人」感染者が出たとして、

感染のリスクってどれだけあるのよ、って思わないのでしょうか。

接触しなけりゃもちろんかからないし、対策をちゃんととっていれば、

かかるはずない。もっとも感染のリスクのある医療関係者の方からしたら、どれだけ安全か。なのに、ワーワー騒ぐ。

 

ああ、これって学校で学ぶ人権教育と全く同じだな、と思います。

差別ってこうやって生まれてくるんだろうな、と。そして、「差別をなくそう」と思っても、やっぱり「怖い」非科学的なものでもないのに関わらず、怖い。この「怖さ」が「叩く」を助長しているんだろうな、と思います。

 

 

さて次は学校現場のことです。

③につづく。