おに先生のブログ

小学校の先生のブログ 『学び合い』やってます

#36 休校延長

私が勤める自治体は、休校が延長されて5月31日までになったそうです。

感染者数も減っていることですし、5月中は分散登校を行い、6月1日から再開っていう流れなのでしょう。では、6月1日にこの記事を読み返せるように、予想を書いてみます。

 

 

5月中の学校での教員の仕事

 

・学童保育の見守り

・課題を毎週作ってポストイン

・6月からはじめる授業の準備(本当は在宅勤務中にもう終わっているはず・・・だよね?)

・分散登校での対応の仕方をシュミレーション

・家庭へ週一回の電話連絡

 

おそらく、出勤減はこのまま続くでしょうから、できることと言ったらこれくらい?

 

5月中の教育委員会

 

・学習プリント、配信動画の制作

・分散登校のガイドライン作成

・2ヶ月分の「遅れ」をどうするのか、指針を作成。

・夏休みや冬休みのカットの検討

・カリキュラムの編成指針を作成

・研修や行事への指針を作成

 

こんなところかな。

 

要は、大きくは何も変わらない、変われない

 

と思います。いや、別にサボっているわけじゃないと思いますよ、多分感染対策をしながらだったら、これが限界かと。そして、オンラインなんて進まないでしょうね・・・。

 

 

さて、6月から通常通り学校が再開されるとします。どのように再開されるでしょうか。

これも予想です。

 

・「主要4教科」を中心にしたカリキュラム編成

・実技教科(音楽、図工、家庭科、体育)などの縮小

・学校行事の中止、短縮

 

こんなことが考えられます。要は、勉強勉強勉強!教科書教科書教科書!でしょうね。

 

そして三密対策。

 

授業中は、話し合いやグループ活動を制限

休み時間の遊びも制限

給食時間の会話も制限

うがい手洗い、マスク消毒の徹底

 

当然といえば当然の行いですが、これを徹底するのはかなり大変ですね。

 

三密に気をつけながら、勉強をゴリゴリ進めていく。しかも土曜授業、夏休みカット?

ああ、恐ろしい。これで「○○教育は大事だー」なんて言っていろいろ入ってきたらどうするんだろうね・・・。果たして取捨選択できるのか。

 

 

さて、6月から学校再開されて「よかった」と思う保護者や教員は多いと思いますが、

ちょっと待てよ、と思います。上に書いたことは、今年に限ったことだと思いますが、

学校ってもっともっといろんな問題を抱えていますよね。特に大きいのが

 

いじめ

 

こんなことを言ったら不謹慎かとは思いますが、あえていいます。

 

コロナいじめ増えるんじゃないか?

 

だって、もうすでに大人たちがやっていますよ。差別、誹謗中傷・・・

大人がやっていることは、子どももする。

ちょっと風邪気味の子や、マスクしていない子に「コロナがうつる〜」なんてからかう言葉でてくることは容易に想像がつきます。そして、それがいじめにつながっていく。そんなことが想像できてしまうのは私だけでしょうか。

 

子どもたちは休校期間中に、学びを進めている子もいるかもしれません。家庭で楽しく過ごしている子もいるかもしれません。ただ、どの子にも言えることは「人間関係づくり」の学ぶ機会はなかったのではないかと思います。だから、6月に学校が再開したとしても、子どもたちは人間関係づくりがすぐにできるわけではない。ただでさえ学校は「人間関係」によるトラブルがつきものというか、そこから学ぶ場なのに、行事や実技教科がカットされ、行動が制限され、勉強勉強勉強・・・となったら、きっと歪みが生まれてくるでしょう。

 

もともと平時でもあったんですから。

 

6月から中途半端に学校がはじまり、人間関係づくりもまともできないまま、授業だけが進む・・・。きっと人間関係のトラブルは増えると思います。ないはずがない。そして、新型コロナを防ぐだけでもピリピリするのに、コロナによるいじめにも気をつけないといけない。

もし起こったら責任を問われる。土曜日も夏休みもない・・・。

 

先生も子どもも疲弊するんじゃないの・・・

 

再開は望ましい。いつかはしてほしい。

しかし、「もう今年は通常通りではいけない」という余裕を持ちつつ、「今一番何を重視すべきか」考えておかないと、まずいんじゃないの・・・と思います。ま、今は現場にいないので、様子を見ておきます。