おに先生のブログ (noteに引っ越しました)

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「女性目線」って何?

「女性目線で」

「女性らしい豊かな表現力で」

 

なんて言葉を耳にすることがあります。

女性管理職や、女性経営者のテレビの特集が多いのかなと思います。

私は、このような言葉を聞くと、いつも違和感を感じます。

 

 

「男性目線で」

「男性らしい端的な発言力で」

 

ただ「女性」を「男性」に変えただけなのに、こんなワードが出たら「男女差別だ」「女性蔑視だ」と非難が起こりそうです。

 

決してフェミニズム思想だとか、男女平等意識が強いとかそういうわけではないんですが、

あえて「女性が」「女性らしい」って言葉を使うことに違和感を感じます。

きっと「聞こえ」がいいんでしょうか。そう思うと余計に残念です。

 

「男性らしい」「女性らしい」

「男性目線で」「女性目線で」

 

なんて アタリマエ のことでそんなのわざわざ強調する必要なんてないと思います。

女性の立場になって男性が物事を考えることは大事でしょうし、

男性目線で女性主流の業界に首を突っ込んでもおかしいことではないでしょう。

 

さて、今回こういうことを言いたいのではなかったのですが、前置きが長くなりました。

最近、「女性リーダー」の話を聞くことが多いです。

どの方も、志が高く、勢いがある方々です。

べつに「女性」を強調したいわけではないのですが、なんとなく「男性」とは違った「勢い」を感じるのであえて「女性リーダー」と書きましたが、私が心動かされたのは「女性だから」ではなく、その志の高さと勢いです。

 

私も男性だからわかるのですが、男性リーダーって「セクハラ」を気にしてどうしても異性には甘くなるし、同性に対しては、「オレオレ」になったり、「上限関係」が気になったりすることがあります。しかし、私が出会った女性リーダーにはあまりそういう部分がないように思います。部下には年齢関係なくズバズバいうし、同性に対しても遠慮ありません。

 

残念ながら、管理職やリーダーは男性の方が多いのが現状でしょう。

子育てがいまだに女性中心な面があるというのも変わっていないと思います。

 でも、時代も変化しているでしょう。これも私のしる限りですが、インスタもYouTubeもブログも「カリスマ」な女性が増えてきている気がしますし、子育てしながら、子育てを経験して、リーダーになる、って方も増えてきているのではないか、と思います。

 

最初の話に戻りますが、いちいち

「女性目線」とか

「女性らしい」とか

つけなくても、リーダーの素質がある人、志が高い人、熱意や勢いのある人は「女性」っていう性別でくくる必要はない、と思います。

男性でも素晴らしい人はいますし、女性にもいる。それでいいんじゃないかな、とおもいます。

 

それにしても、最近は「女性リーダー」の話を聞く機会が増えました。

なんでか分からないけど、勇気をもらっています。どんどん保守的な人たちを踏み越えて前進していってほしいものです。