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【メモ】女性校長の比率が少ないこと

朝日新聞の記事が目に留まりました。

https://www.asahi.com/articles/ASR3L2BZ9R3KUCVL002.html

有料記事なので、全部読めていませんが、小中学生150人聞いたアンケート結果の抜粋が気になりました。

他にどんな回答があったのかわかりませんが、選ばれた6つの回答を見ると「恣意性」を感じます。

 

小中学生の子どもたちが普段触れている大人は家族か学校の先生が主でしょう。

そして、彼らが抱く「大人の女性のイメージ」もそれが拠り所になるはずです。

地域や家庭環境によって大きく変わるもの。はっきりいってバラバラなはずです。

選ばれた子どもの意見は「子どもの意見の傾向」ではなく、「選ばれたものである」と私は感じます。

 

さて、これ以上の言及は「タブー」とされているところでしょう。私も言葉を選びながら文章を書いています。

 

あくまで私がいくつかの小学校で勤めてきた経験の中で、一つ思うことは

「管理職になろうとしている女性がそもそも少ない」ということです。

 

「子育てがあるから」という意見もあるのでしょうが

独身の女性で、管理職になっていない方もいますし、既婚で子育て中の管理職もいます。

確かに産休育休で、仕事から離れるという点は否定できませんが、復帰後バリバリ働いている方はたくさんいます。

私は教務という管理職ではない、中間職をしていますが、私の知っている女性の教務の先生は、子育て中だろうとなんだろうと元気に働いています。

 

つまり、女性の先生方は自分のライフワークの中で管理職を目指すか、目指さないか決めているのであり、

ただ、管理職を目指す方の割合が男性より少ないんだと思います。

 

いや、実際はもっと簡単な理由です。

学校現場にいれば、女性の先生がどんな言動をとっているか、誰だって知っています。

そのような言動が結局、学校における「女性教師像」をつくっているのであり、子どもたちに見られているんだと思います。

 

まとめると、男性・女性どうのこうのより、自分が生きたい道を選べばいいんじゃない?って。

ちなみに僕が今まで出会ってきた女性管理職はすごい方ばかりです。