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なぜ管理職と担任教師はすれ違うのか

ここ数日、17時台に帰宅できている。
教頭、校長先生も早い。

 

一方で、学級担任の先生たちは16時近くまで子どもと関わり、放課後の時間を迎える。

事務作業や授業の準備をしていたら、17時どころか18時を越えてしまうだろう。

「管理職・教務は早く帰れてずるい」と思うかもしれない。

 

僕も学級担任時代、そう思うこともあった。

しかし、今教務になってみて、職種が違うから仕事も違うし、帰ることのできるタイミングが違うんだということを知った。

 

まず、教務である僕は日中、暇をしているかといえばそうではない。

 

子どもが体調崩しました
子どもが教室を飛び出しました
機器が動きません
虫が出ました
手伝ってください

 

教室から来るヘルプに即座に対応し、自分の業務を進めている。今だったら、年間行事、月行事、週行事をはじめとした学校運営に関わる実施案、お便りの作成、そして教育指導計画のまとめが主な仕事だ。他にも私は、ICT関連の業務を担っているので、案外、暇ではない。もちろん、そんなことをしているなんて、周りには伝わらないから「早く帰ってずるい」と思われて可能性がある。

 

ここに、すれちがいが起きる要因があるように思う。

 

教頭は、外部とのやりとりが非常に多い。急にかかってくる電話や客人の対応ばかりで、大量の提出書類を作成し、提出している。

 

校長も、いざという時は、難しい案件に対応しなければいけないし、判断・決定という責任を負わなければいけない。

 

要するに、教務や管理職は、担任教師と業務が違う。

だからすれ違いが起きる。

 

仕方のない部分はあるけれど、すれ違い続けるのもよくないと思う。

それならばどうすればいいか。

次の記事ではそんなことを書いていきたい。